事例紹介

YRM邸

この住宅の建て主は、当社で家を建てられたお施主様のご兄妹です。「和風が好きではない」とのことで、当初は他社での家づくりを検討されていましたが、「兄からも勧められて」と来社されました。ご要望を伺って、当社がお勧めする真壁や勾配天井を封印し、すっきりとシンプルな住宅を提案。タイルを使ったアクセントの外壁も含め、気に入っていただきました。
敷地は斜面地を6区画に分けた開発分譲地の最下段です。南西下がりで道路に面しているため日当りは良いのですが、上方の宅地から見下ろされる点は気になります。そこで、南東面、南西面に開放しつつ、反対側の二面はやや閉じた形で開口部を設けました。
1階は、ゆとりのあるLDKを中心に、北西側に小上がりの畳スペース、南東側にウッドデッキが並ぶため、大きな広がりを感じる空間です。客間になる約4帖の畳スペースは、子供の遊び場にもうってつけです。また、ご家族は夫婦と未就学児の子供2人ですが、建て主の要望を受け、寝室も子供部屋も標準サイズ以上の広さにしました。室内物干しのできるフリースペースもあり、2階に余裕のあるお住まいです。

完成

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テレビ台

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素材はメープルを使用しています。
メープル材は、基本的に乳白材の明るい素材で、材質は重く硬い事が特徴です。

外壁

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外壁の一部にストラートストンを使用しています。
重厚感と清潔感のあるタイルで、存在感のある仕上がりとなりました。

壁紙

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子供部屋には一面だけ、HARLEQUIN(ハーレクイン)の壁紙を貼っています。これは鳥をモチーフにしたWhat a Hootという絵柄で、とても可愛らしいですね。

漆喰

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壁には漆喰が塗られました。
漆喰は、消石灰に砂と糊とスサなどを混ぜて水で練った塗壁素材です。
調湿効果や消臭効果などが期待されます。

パテ処理

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クロスを張るための下準備として、パテ処理を行います。
パテ処理の精度によって仕上がりに違いが出るので、丁寧に作業しています。

木工事

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壁に石膏ボードが貼られました。
ボードを貼るまでは視線が抜けてしまうので、なかなか壁をイメージできませんでしたが、ずいぶん部屋らしくなってきました。

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庇は、日射対策及び雨の吹き込み防止、外観のアクセントとしての役割があります。
木を加工して勾配を付けた板に、ガルバリウム鋼板を被せて作られています。外壁の中に板金を立ち上げることで、万が一の雨の侵入も防ぎます。

石膏ボード

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このお宅は、外側から順に断熱材→間柱→胴縁(どうぶち)→石膏(せっこう)ボードとなっていて、これから石膏ボードの上に仕上げ塗りをします。

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指されている粉部分は、無機質の石膏で、火災の延焼防止に効果を発揮しています。

防水工事

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一部にタイべックというシートを張り付けました。
タイべックとは、商品名で一般的には、透湿防水シートと呼ばれています。
湿気がこもらないように透湿する機能があり、外からの水は通さないという2つの役割を兼ねたシートです。

木工事

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フローリング施工中です。
無垢のフローリングの間に挟まれているものがパッキンです。
無垢の木は湿気を吸収すると、膨張して横に広がります。パッキンを使って木の間に空間を作り、膨張や収縮による変形を吸収できるクリアランスを確保しています。

構造用モイス

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構造用モイスは、耐震強度を上げる効果があります。
当社は基本的に筋交いで壁強度を上げますが、さらに強度を上げる場合はモイスを併用します。

壁断熱材

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壁断熱材を施工します。
この住宅はエアサイクルオリジナルの断熱材を使用しております。

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室内側は空気の流れを促すようにダイヤカットに成型され、外側はアルミシート貼りで遮熱性能を向上させた断熱材です。
常に木材に空気を触れさせ、乾燥を促すことにより、一年中安定した含水率を得られて木材が良好な状態を保ちやすくなります。

内部水道配管

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内部の水道配管を施工しました。給水、排水、給湯について、キッチンやトイレの寸法に合わせて、機器の設置前に立ち上げておきます。

火打ち材

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斜めにかけ渡された補強材が火打ち材です。

火打ち材は、地震や台風時に発生する水平力による変形を防止する役目があります。

木工事

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断熱材の施工とサッシの取付が終わりました。

養生ネット

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足場に養生ネットを張っております。
ぴしっとネットを張ることで、作業中のゴミが周辺に飛び散らないように、しっかりと保護しております。
ネットの張り方ひとつで、外から見た現場の印象もだいぶ変わってきます。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。 木組を補強する金物は、種類によって強度が決まっており、引き抜き力や使用場所に応じて使い分けます。種類と場所の確認は勿論ですが、ビスの本数や取り付け方なども基準に合っているか全数チェックし、写真を撮ります。

ビケ足場(くさび式足場)

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足場は通称:ビケ足場(くさび式足場)を採用しています。システム化されているので、ハンマー1本で組み立て・解体が容易であり、高さ等も柔軟に対応できます。安全性と作業効率を考慮して、作業床高さなどを設定しています。

上棟

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いよいよ上棟です。いつものメンバーの大工達が抜群のチームワークで、下階から順番に柱、梁を組み上げて最後に棟木を取り付けます。まずは一階の柱を立て、二階床梁を組んでいきます。安全に注意しながら作業を行っていきますが、チームワークがいいのでスピーディーに組みあがっていきます。

土台敷き

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土台には、耐久性のあるヒノキを使用しています
腐れや虫に強いので、特に注意が必要な土台は桧にしています。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、
基礎内部の立上り部分(コラムベース)を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

配筋検査

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配筋が図面、仕様書通りに組まれているかチェックする配筋検査が行われます。
検査の内容は、鉄筋の種別、間隔、鉄筋径、かぶり厚、定着と継手の長さなどです。この検査は、基礎の耐久性に影響する重要な検査です。

地盤調査

地盤の性質(支持力、土質等)の把握などを目的とし、地盤を調査します。住宅では一般的に、スウェーデン式サウンディング試験という方式が用いられます。

遣り方

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着手しました。まず、遣り方といって、基礎の高さや水平位置の基準となる木枠を基礎の外周に回します。続いて水貫と呼ばれる、木杭間に横に渡す板を高さを揃えて固定し、この板に基礎位置の印を付けます。今後の基礎工事を左右するとても重要な作業です。

地鎮祭

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地鎮祭は、土地の神に対して建築工事の報告とその許しを得るための儀式で、工事の安全はもとより、ご家族やご新居への末永いご加護を頂けますよう、お祈りする神事です。

地縄張り

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地縄とは、建物外周部の柱を結んだ線上に縄を張ることで、敷地に対して建物がどの位置に建てられるかを確認します。