事例紹介

KMK邸

nichi-nichi-ka Natural ver.のお宅です。
県外からの移住を計画されていたお施主さんは、旧東海道の松並木沿いの敷地で、背後には高麗山を眺めることができるというロケーションを気に入って土地を購入されました。
近くにお住いではないので、お打合わせはほとんどZOOMを使ったリモートで行いましたが、効率的に進めれる新しい打合せの形だと感じました。
建物は、日照と松並木への眺望を考慮し、長辺を南側に向けているため、敷地に対して斜めに配置されています。北側に3角形のスペースができ、そこを駐車場としても利用できる計画となっており、北側のお宅にとっても日照・通風面でメリットの大きな配置となっています。
眺望を重視するため2階リビングとし、LDKと和室、洗面、風呂などが配置されており、2階だけでもほとんどの生活ができるようになっています。
1階は玄関を入ってすぐの広い土間が間取りの特徴です。このスペースにはミニキッチンも設けられ、ちょっとした来客にはここで接客ができるようになっています。街と直接つながることができるこのスペースがどのように活用されていくのか、とても楽しみなお宅です。

完成

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仕上工事

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仕上工事が行われています。
バルコニー、建具、設備機器など施工業者が多くなるのが仕上工事の特徴です。

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玄関を入ってすぐの広々とした土間もあと少しで完成です。

足場解体

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足場が解体されて、建物全体が現れました。

外壁工事

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外壁は左官仕上げです。胴縁の外側に防水紙付きのラス網を張り、その上に下地のモルタルを塗っていきます。

石膏ボード

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室内の壁は、縦に通っている間柱に横胴線を取り付けて、その上に石膏ボードを張って、下地を造ります。
横胴線を取り付けることで、壁の割れを少なくし、電気配線も容易にします。ここまでくると随分部屋らしくなってきます。

外壁工事(ラス網)

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外壁は、モルタル下地に漆喰を含んだ塗り壁仕上げです。外壁をモルタル下地とする場合は、胴縁の上に防水紙付きのラス網張ります。
モルタルにひび割れが起こらないように、ラス張りは重ねを十分に取ります。

木工事(内装工事)

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内装工事が着々と進んでいます。
室内の壁は、縦に通っている間柱に横胴縁を取り付け、その上に石膏ボードを張って下地を作ります。
横胴縁を取り付けることで、壁の割れを少なくし、電気配線も容易にします。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっていて、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。
種類と場所はもちろん、ビスの本数や取り付け方なども基準に合っているか全数チェックし写真を撮ります。

上棟

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いつものメンバーの大工たちが抜群のチームワークで組み立て作業を行っていきます。下階から順番に柱、梁を組み上げ、最後に棟木を取り付け完成です。

土台敷き

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『土台敷き』とは、建物の土台にとなる部分を作る作業です。土台には神奈川県産のヒノキ材を使用します。ヒノキは防虫、防腐性能が高いのでシロアリ対策になります。

コンクリート試験

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コンクリーを打設するひん前に、品質を検査します。コンクリート硬化後の試験用にテストピースも作ります。スランプ値、空気量、塩化物量を測定します。

遣り方

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地縄(建物の形に張った縄)を目安に、建物の高さや位置の基準になる杭を打ち、横方向に貫を渡していきます。

地縄張り

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建物が建つ部分に地縄を張り、おおよその位置を確認できるようにします。