事例紹介

KST邸

建て主は中学生と小学生の子供がいるご夫婦で、多くの工務店を回って多くの提案をもらっていました。最後の1社として当社のことを調べてみたら、スタッフに先輩の名前を見つけて運命を感じたとか(笑)
敷地は道路面に2台分の駐車スペースがあり、その後ろに擁壁が立ち上がって2mの高低差があります。方位が約45度振れているため、LDKを隣地側に向けるか道路側に向けるか迷うところで、他社案は隣地側を向く提案が多かったようです。しかし現地に立つと、道路側の空間の広さと視線の抜けが大きいと感じたので、当社案は隣地側(南東)の窓から採光しながら、道路側にひらく形にしました。LDKや和室に居て隣家の視線は気にならず、窓からは広い空を望み、デッキは空を広く感じながらも軽く囲われていて、居心地が良いでしょう。
建築家住宅のテイストが好きな奥様の好みに合わせて、室内は外周の柱・梁を隠した大壁をベースに、床梁と丸太柱が見えるナチュラルモダンな空間。吹抜を介して2階とも繋がります。水回りは玄関近くにまとめたので、帰宅しての手洗い、キッチンから脱衣洗濯室への動線もスムーズです。
2階は、勉強場所の違いによって兄妹で部屋の大きさを変えたのが特徴です。他にも、コーナー窓にした寝室からの眺め、座位と立位のダブルカウンターを設けたご主人の書斎も見どころです。

和室小上がり

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大工工事も大詰めです。
和室は小上がりにするため、下地を組んで床を35㎝高くします。


丸太柱

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この家は外周部分を大壁にするため、柱の多くは室内に現れませんが、丸太柱を採り入れたいという要望がありました。丸太柱には京都・北山杉の磨き丸太を使いますが、この家ではより象徴的に見えるはずです。


外壁

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外壁は左官仕上げです。モルタルは2回に分けて下塗りと上塗りを行います。

エアオープナー

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小屋裏の空気の流れをコントロールするエアオープナーです。
夏はオープナーを開き、暖まって上昇してきた空気を排出し、冬はオープナーを閉じて暖かい空気の循環を作ります。

ラス網

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外部では、胴縁の外側に防水紙を貼って、その上にラス網を張りました。
この上にモルタルを塗っていきます。ラス網とは、モルタルの剥落を防ぐためにモルタル下地として使用される金網のことです。

縦胴縁

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表面にアルミが貼られたエアサイクルの専用断熱材の上に胴縁を打っています。
胴縁の役割は、外壁の下地はもちろんですが、壁内部の通気確保の役割も兼ねています。

防水処理

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サッシ枠の周りに防水処理を施します。特に下部は小さな隙間から水が入りやすいので、専用の防水シートで対策をします。

配管工事

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給水・給湯管は、二重配管になっています。赤い管の中に給湯管、青い管の中に給水管が入っています。

配管位置出し

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水道業者が洗面器や手洗器の給水管、排水管の施工をする前に現場監督が配管位置を明示します。

断熱材

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エアサイクル専用断熱材を施工しました。

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内側から見るとエアサイクル独自のダイヤカットがよく分かります。ダイヤカットの溝は通気層になっていて、床下(基礎)から小屋裏まで空気が循環し、温度・湿度を調整します。

木工事

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木材を主材料に、大工が加工、組み立て、取り付けを行う工事の総称を木工事といいます。家の大きさにもよりますが、アースハウスの木工事期間は3~4ヶ月ぐらいです。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。仕口(しぐち)を補強する金物は、種類によって強度が決まっており、金物と木組みを組み合わせることで必要な強度を確保します。

上棟

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いよいよ上棟です。基本的には1棟につき一人の大工(棟梁)が受け持ちますが、上棟の時は各現場の棟梁が集まります。
普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやっている仲間なので息はぴったり。お互いの役割を理解しているため、仲間の指示がなくてもテキパキと作業を進めていきます。

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2階の床梁が組み上がりました。

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2階柱、桁、梁です。

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小屋組みが完成しました。垂木が綺麗に並んでいます。

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垂木の上に野地板(構造用面材)を施工します。

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野地板の上に断熱材を張っていきます。

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屋根の断熱材の上にもう一度垂木を流します。
断熱材の上に並べた垂木の厚み分が空気層となって、湿気を逃がす役割を果たします。
最後にまた野地板を張り、屋根の完成です。

基礎完成

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基礎工事が完了しました。四角いサイコロのように見えるものは、地中梁の上に乗った独立型の基礎です。床下に壁が作られないので、通気性とメンテナンス性が格段にアップした基礎です。
上棟前に、床下の設備配管も施工しておきます。

コンクリート打設

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コンクリートを打設する前に、スランプ値、空気量、塩化物量などを測定する品質検査を行います。そして硬化後破壊の試験用にテストピースも作ります。

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品質検査が終わったらいよいよ打設です。
生コンクリートにバイブレーターで適切な振動を与え、流動させながら少しずつ送り込みます。そうすることで、鉄筋の裏側までコンクリートがいきわたるようになります。

配筋検査

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鉄筋の組み立てが終わると、図面、仕様書通りに組まれているかチェックする配筋検査を行います。検査の内容は、鉄筋の種別、間隔、鉄筋径、かぶり厚、定着と継手の長さなどで、基礎の耐久性に影響する重要な検査です。

捨コンクリート

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基礎のコンクリートを打つ前に防湿シートを敷き、その上からコンクリートを流します。これを捨コンクリートと呼びますが、全体の基準になる平らな面ができます。

根切り

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建物直下の土をショベルカーで掘り、基礎下を平らに均します。この作業を「根切り」といいます。

地縄張り

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地縄とは、建物外周部の柱を結んだ線上に縄を張る事です。建物が敷地のどこに配置されるかを確認します。