事例紹介

HRM邸

建て主との出会いは7年前に遡ります。当時も家づくりを検討して会社探しをしていましたが、計画を延期されていて、ちょうど6年後の昨夏、再び当社を訪ねてくださいました。
敷地は一宅地の区画が広く、通過交通が制限されている環境の良い住宅地です。北西と北東で二面接道している角地で、北側は視線が抜けて解放感がある一方、南側には家が迫ります。南側に庭を残しながら、吹抜けから日照・彩光が得られる家にしました。
個室が和室(寝室)しかないため、俗に言えば「1LDK」ということになります。21帖のLDK、6帖の和室、玄関や水廻りがある1階は2階の倍ぐらいの大きさです。2階には書斎的に使うフリースペースがあって、その周りを収納スペースが囲みます。フリースペースは、4帖半の吹抜を介して1階とも繋がるため、2階も含めてほぼワンルームで、冷房は2階にエアコン1台、暖房はリビングのペレットストーブだけで十分です。
室内の壁は全て左官仕上げ(漆喰と珪藻土)。天井は板張りか珪藻土でクロスを使っていません。主要な窓には障子を入れ、和室には丸太柱(北山杉天然絞り)や杢板の目透かし天井を採用。玄関には木製ガラス格子戸、吹抜け周りも竪格子にするなど、全体に和の意匠をまとった住宅です。

※この住宅は森林環境譲与税を財源として神奈川県が実施している「神奈川県地域材の家づくり普及促進事業」を活用しています。
構造材に神奈川県産の桧・杉を使用。地域の森林環境の維持・更新や温暖化防止など、広範な環境問題にも貢献しています。
事業の詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。

断熱材

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この住宅はエアサイクルオリジナルの断熱材を使用しています。室内側は空気の流れを促すようにダイヤカットに成形され、外側はアルミシート貼りで遮熱性能を向上させた断熱材です。カーボン(炭)入りなので黒く、従来品より断熱性が向上しています。
エアサイクル工法の家は、木材を常に空気に触れさせて乾燥を促すことにより、一年を通して木の含水率が安定し、木材が良好な状態を保ちやすくなります。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。
木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっており、継手・仕口(木組み)と金物の組み合わせで必要な強度を確保します。
種類と場所はもちろん、ビスの本数や取り付け方なども基準に合っているかチェックして写真を撮ります。


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壁に筋交いが入り、接合部を金物で補強して耐震性を高めています。

上棟

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上棟はいつもと同じ顔触れの大工たちで行うため、抜群のチームワークで1階から順番に柱、梁を組み上げていきます。

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小屋梁が組まれ、2階の屋根の形が現れてきました。

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垂木の上に野地板を張り、エアサイクル専用の屋根断熱材を敷き詰めます。断熱材の上に通気層を確保し、もう一度野地板を張った所で、無事に上棟が終わりました。


土台敷き、設備配管

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基礎工事が終わると、床下に設備の配管工事を行います。
その次は、上棟の数日前に土台を敷きます。土台には、虫や腐れに強く耐久性のあるヒノキを使用しています。

基礎完成

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今回の基礎にはプラ基礎を採用しています。プラ基礎はエアサイクル専用部材で、基礎にコンクリートを流し込む型枠としての機能と、両面断熱材としての機能を果たします。

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基礎工事が無事完了しました。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に、鉄筋が図面通りに入っているかをチェックする配筋検査を行いました。検査項目は、鉄筋間隔、かぶり厚、定着と継手の長さ、立上り筋の高さ、緊結の状態等です。この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で、項目ごとに入念に行います。

根切り

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基礎の形状に合わせてショベルカーを使い地面を掘削していきます。これを根切りと呼びます。


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根切りの後に砕石を敷き、防湿シートを敷いて、その上にコンクリートを流します。
この平らな面が「捨てコンクリート」で、基礎をつくる上での基準になります。

遣り方

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基礎工事の初めは遣り方です。基礎の外周に水杭や水貫とよばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を作ります。これからの工事のすべての基準になるので慎重に作業を行います。

解体工事

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既存の建物が解体されて、更地になりました。