事例紹介

TTM邸

お施主様が求めた住まいの条件は、基本性能がしっかりとして、なおかつ自然素材を内装にしっかりと使っていることでした。
基本性能は耐震等級3、断熱等級6、換気設備は「澄家(すみか)」という第一種換気設備を採用しています。
Natural ver.は、天井を一般的な石膏ボードに壁紙を張る仕上げです。LO-CO ver.と異なり、1,2階ともにフラットな天井としたシンプルな造りです。
動線にこだわり、帰宅からリビングまでの流れ、家事動線など無駄なくスムーズに動ける間取りとなっています。

完了検査

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仕上工事終了し、専門機関による完了検査が行われました。

漆喰珪藻土塗

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室内の壁は漆喰珪藻土塗です。珪藻土は調湿性に優れます。漆喰は調湿性と共に、アルカリ性であるため抗菌効果があります。

クロス施工

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クロスの施工中です。石膏ボードの帯状や反転に塗られたような部分はパテ処理といいます。
壁や天井にクロスを貼る前に、石膏ボードの目地やビスの頭をパテで埋めて段差をなくし、平滑な下地を造ります。

木工事終了

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壁には石膏ボードが張られ、だいぶ部屋をイメージすることができるようになりました。木工事も終了し、いよいよ仕上工事が始まります。

足場解体


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足場が解体され、外観が現れました。

外壁工事・太陽光パネル設置工事

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外壁は塗装サイディング旭トステムの『SHiZEN』を採用しました。


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太陽光パネルを設置しました。

縦胴縁

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透湿防水シートを張り、その上に胴縁を打ちました。胴縁の役割は外壁の下地はもちろんですが、壁内部の通気確保の役割を兼ねています。

石膏ボード

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木工事が進んでいます。壁や天井に石膏ボードが張られ、生活をイメージしやすくなりました。

ユニットバス設置


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木工事の早い段階で、ユニットバスは設置され、この部分だけは完成します。

配線・配管工事

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壁や天井を石膏ボードで塞ぐ前に、電気の配線と水道の配管工事を行います。

木工事

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筋交い等の構造部材やサッシ、断熱材を取り付けた後は、壁や天井の下地を造ります。木工事は、一人の大工が3~4か月かけて行います。

断熱材施工

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サッシの取り付けと壁断熱材の施工が始まりました。弊社は外張り断熱を標準断熱工法とし、182㎝×91㎝、厚さ45㎜のボード状の断熱材(ネオマフォーム)で柱・梁などの構造材ごとすっぽりと覆います。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。
種類と場所はもちろん、ビスの本数や取りつけ方なども基準に合っているか全数チェックし、写真を撮ります。

上棟

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上棟を迎えました。基本的に1棟を1人の大工(棟梁)が現場を受け持ちますが、上棟の時は、各現場の棟梁たちが集まります。普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやってきている仲間なので息はぴったりです。

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95mm厚の断熱材を垂木間に落とし込み、通気層を確保し、最後に野地板を張って上棟も無事終了です。

土台敷き

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上棟前に土台を敷きます。上部構造すべてに影響してしまうので、レベルを確認し、ミリ単位で高さ調整を行います。
土台には、耐久性のあるヒノキを使用しています。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。
四角いサイコロのように見えるものは、地中梁の上に乗った独立型基礎です。柱の引き抜き力や荷重が掛かる部分など内部の要所に設置されます。独立型なので、床下の空気の流れを妨げず、通気を良好な状態に保ちます。また、配管経路の自由性や定期点検時の見通しや床下移動など良い事ずくめのベタ基礎です。

立上りコンクリート打設

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底盤コンクリート打設に続き、立ち上がり部分の型枠を組み、断熱材を枠内にセットします。
基礎立ち上がりの内側で断熱を行う基礎断熱を採用しています。

底盤コンクリート打設

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コンクリートをバイブレータで振動を与えながら流し込んでいきます。振動を与えることによって、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に、鉄筋が図面通りに施工されているかをチェックする配筋検査を行います。この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で項目ごとに細かくチェックします。

遣り方

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基礎の外周に水杭や水抜きをと呼ばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を取ることを遣り方といいます。
これからの工事のすべての基準となるので、慎重に作業を行います。