事例紹介

HNH邸

nichi-nichi-ka LO-CO Ver. のお宅です。
廻りは緑に囲まれた敷地、2階リビングとして周辺環境をふんだんに取り入れる計画です。2階リビングには薪ストーブを設置し、勾配天井で広がりのある心地よい空間をデザインしました。また、玄関まわりも、木製引き戸の玄関ドアや乱形の石張りなど、こだわりの詰まった空間となりました。

完成

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リビングダイニング

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キッチン

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洗面室、浴室

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広めの玄関、階段

パテ処理

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仕上工事に入りました。壁に帯状や反転に塗られたような部分はパテ処理といいます。
壁や天井にクロスを貼る前に、石膏ボードの目地やビスの頭をパテで埋めて段差をなくし、平滑な下地を造ります。

外回り確認

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足場を解体する前に、屋根や雨樋、外壁などの外回りを確認します。

階段施工

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階段施工は、木工事の中でも大変だと言われている作業で、大工の腕の見せ所でもあります。

石膏ボード

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壁や天井に石膏ボードが張られました。ここまでくると随分部屋らしくなってきます。

ラス網

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外壁の仕上げは漆喰系の左官仕上げで、下地はラスモルタルです。モルタルの下地として、縦胴縁に防水紙付きのラス網を張りますが、
モルタルにひび割れが起こらないように重ねを十分に取ります。

縦胴縁

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透湿防水シートの上に胴縁を打っています。この胴縁の上に外壁を造っていくので、外壁透湿防水シートの間に隙間ができます。
この隙間を外側空気層と呼び、夏の熱気、湿気などの排出経路になります。

配線・配管工事


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壁や天井に石膏ボードを張る前に電気の配線と水道の配管工事を行いました。

耐震ボード・エコボロン

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壁に断熱材を張る前にハイベストウッド(構造用面材)を柱に取り付けます。壁の強度を高める効果があり、筋交と同じ効果があります。同時にホウ素系防腐防蟻材であるエコボロンを塗布しました。

屋根施工

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屋根はガルバリウム鋼板の立平葺きです。
ガルバリウム鋼板は、通常の鋼板に比べ、3~6倍の耐久性を誇ります。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組合せで必要な強度を確保します。種類と場所はもちろん、ビスの本数や取り付け方なども基準に合っているか全数チェックし、写真を撮ります。

上棟

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上棟を迎えました。基本的に1棟を1人の大工が現場を受け持ちますが、上棟の時は各現場の大工が集まります。普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやってきている仲間なので息はぴったりです。お互いに指示が無くてもテキパキと作業を進めていきます。

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小屋組みが完成しました。登り梁がきれいに並んでいます。

基礎完成

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充分な養生期間をとったあと型枠を外し、基礎工事がほぼ完了しました。通気性とメンテナンス性に優れた独立型の基礎です。

コンクリート打設

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コンクリートをバイブレーターで振動を与えながら流し込んでいきます。振動を与えることによって、隅々までしっかりとコンクリートが重鎮されます。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に、鉄筋が図面通りに施工されているかをチェックする配筋検査を行います。鉄筋の種別、鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、定着と継手の長さ、立ち上り筋の高さ、緊結の状態など細かくチェックします。この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で項目ごとに入念に行います。

根切り

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基礎工事が始まりました。
まずは基礎の形状に合わせて地面を掘削していきます。これを根切りといいます。

地縄張り

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地縄とは、建物外周部の柱を結んだ線上に縄を張ることで、敷地に対して建物がどの位置に建てられるのか確認します。