事例紹介

TUM邸

ご両親の家や祖父母の家が建つ、広い敷地の一部に家を建てる計画です。敷地周辺は東下がりの斜面地なので、計画地を含む敷地の西側半分は、東側半分よりも5m前後高く、敷地は二段に分かれています。この西側部分の北半分は、将来の宅地化を踏まえた暫定駐車場にして、南側に住宅を計画しました。
建て主は、まだ子供のいない若いご夫婦。ナチュラルテイストのカッコイイ家を求めて、幾つかの工務店やハウスメーカーを検討し、最終的に当社を選んでくださいました。開発行為にしないための知恵や計画、要望を叶えたプランも決め手ですが、3軒のオーナー住居を見てもらったことも大きかったと思います。
共働きのため、家事動線を集約したい要望があり、洗面室と分けてランドリールームを設け、その隣を家族用のウォークインクローゼットにしました。回れる動線になっているので、ストレスも無さそうです。
また「大屋根の外観が好き」ということで、大屋根が下りてくる大空間下にLDKを設けました。リビング・ダイニングだけで17帖強の広さがあり、勾配天井が2階へと連続するため、大きな広がりを感じます。グラフテクトのキッチン、背面の造作食器棚、2帖弱のパントリーと、キッチン回りも充実。そして、大屋根が太陽光パネルを載せるのにちょうど良く、エアサイクル工法+ZEH仕様の住宅にしました。

※この住宅は森林環境譲与税を財源として神奈川県が実施している「神奈川県地域材の家づくり普及促進事業」を活用しています。
構造材に神奈川県産の桧・杉を使用。地域の森林環境の維持・更新や温暖化防止など、広範な環境問題にも貢献しています。
事業の詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。

外壁(モルタル塗り)

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外壁は左官仕上げです。胴縁の外側に防水紙付きのラス網を張り、その上に下地のモルタルを塗っていきます。

配管位置出し

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水道業者が洗面器や手洗器の給水管、排水管の施工をする前に、現場監督が配管位置を明示します。

天井

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天井を作っています。板張りの箇所は、野縁に直に羽目板を打ち付けます。クロスの箇所は、下地となる石膏ボードをビス留めします。

野縁

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野縁とは天井を止めるための下地材のことで、30㎝~45㎝間隔で取り付けます。この天井裏空間を利用して、電気配線や設備配管を通します。

エアサイクルオープナー

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エアサイクル工法の家には、床下と屋根裏に換気口があります。屋根裏の換気装置である「エアサイクルオープナー」を設置しました。
春から秋は床下の換気口が開き、太陽熱で温められた壁内の空気(熱気)が通気層を通って上昇し、屋根頂部のエアサイクルオープナーから外へ出ます。
逆に冬は上下の換気口を閉じるので、温められた空気が家の外周を対流し、保温効果をもたらします。

断熱材

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この住宅はエアサイクルオリジナルの断熱材を使用しています。 室内側は空気の流れを促すようにダイヤカットに成型され、外側はアルミシート貼りで遮熱性能を向上させた断熱材です。カーボン(炭)入りなので黒く、従来品よりも断熱性能が向上しています。

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エアサイクル工法の家は、 木材を常に空気に触れさせて乾燥を促すことにより、一年を通して木の含水率が安定し、木材が良好な状態を保ちやすくなります。

金物検査

柱・梁に筋交(すじかい)が入り、接合部を金物で補強していきます。その接合部分の検査を行いました。木組みを補強する金物は種類によって強度が決まっており、木組みと金物の組合せで必要な強度を確保します。

筋交
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柱脚金物 基礎と緊結して柱の引き抜きを防ぐホールダウン金物です。
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柱頭金物
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梁と桁の接合金物
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自社検査後、審査機関で確認申請と瑕疵担保責任保険の検査を受けます。

ルーフィング

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野地板の上にルーフィングを張ります。ルーフィングとは、防水性能を担う屋根の下葺き材です。 弊社では、ビス穴、タッカー等貫通部の止水性に優れた改質アスファルトルーフィングを採用しています。

内側から見た屋根の様子は、この様な感じです。
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庇等の小さな屋根も大屋根同様にしっかり施工します。
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建物全景。
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上棟

いよいよ上棟です。基本的に1棟につき一人の大工(棟梁)が受け持ちますが、上棟の時は各現場の棟梁が集まります。この日は手元と呼ばれる大工を含めて合計9名で作業しました。普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやっている仲間なので息はぴったりです。お互いの役割を理解しているため、仲間の指示がなくてもテキパキと作業を進めていきます。

1階柱です。
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2階床梁です。
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2階柱、桁です。
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2階以上の梁や屋根や組む部材は、クレーン車を使って運びます。今回は登り梁構造です。
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小屋組みが完成しました。登り梁が綺麗に並んでいます。
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その登り梁の上に野地板(構造用面材)を施工します。
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野地板(構造用面材)を張り終わりました。
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その野地板の上に断熱材を張っていきます。外側にアルミ箔が付いていて、日射の侵入を防いだり防水の役割をします。
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小屋裏の暖気を頂部から抜くための穴を開けます。エアサイクル工法では、壁の中の暖気も小屋裏に集まります。
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屋根材(ガルバリウム鋼板)下で温まった空気の通り道を造るため、屋根の断熱材の上に垂木を施工します。
断熱材の上に並べた垂木の厚み分が空気層となって湿気を逃がします。空気層を設けずに断熱材で密閉してしまうと、断熱材に湿気が溜まり、断熱性能が低下する恐れがあるからです。
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垂木の上にもう一度野地板を施工します。これが屋根材の下地になります。
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野地板の施工が終りました。今日の上棟の作業はここまでです。大工さん達、お疲れ様でした。
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今回は、お施主様のご厚意で上棟式を行いました。お客様からの要望があれば、最後に安全祈願のための上棟式を行っています。
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土台敷き

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木工事が始まりました。ここから大工(棟梁)が作業を行います。
土台は構造材の中で最も地盤に近く、シロアリの被害にも遭いやすいので、耐久性の高いヒノキを使い、基礎パッキンも使用します。
当社は構造材に神奈川県産の木材を使っています。地産地消によるメリットとして、県産材の需要が増加すれば林業が活性化し、山の生態系が守られるとともに、地域経済が多少なりとも潤うことが挙げられます。

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土台設置後は1階床の下地材も施工します。これにより、上棟時の作業効率がぐっと上がります。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、基礎内部の立上り部分(コラムベース)を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。
また、今回はエアサイクル工法を採用しているため、プラ基礎を使用しています。基礎立上り部分が内側と外側、両面の断熱材で挟まれています。
柱下の「コラムベース」も円柱状で、より空気が動きやすい様に設計されています。

配筋検査

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基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。 鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか等、現場監督が一つ一つチェックしていきます。

コンクリート打設

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コンクリートを打設しています。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。 最後にトンボで表面を均していきます。

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配筋検査

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基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。 鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか等、現場監督が一つ一つチェックし、写真を撮って記録していきます。この内容は、住宅瑕疵担保責任保険に加入する為に審査機関に申告します。

捨てコンクリート

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捨てコンクリートとは基礎の下に打つコンクリートのことで、墨を打ったり型枠を立てたり、基礎の施工精度を上げるために必要なものです。

地縄

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地縄張りは、建築工事における最初の作業です。これから建築する建物の位置を確認するために地面に縄を張り、それを元に作業を進めていきます。