事例紹介

OSH邸

ご紹介によりリノベーションさせて頂く事になりました。建物は築26年の2×4住宅です。当時としては珍しく?2階がリビングです。3人の娘さんも巣立ち、この先の住環境を改善する為の相談でした。

家族構成が変化し余った1階の娘さんの部屋を主寝室として使用する事で、2階の主寝室だった部屋をリビング空間に取り入れて、2階の空間を広々とさせる計画です。

また、日本の気候も変動してきている為、夏の暑さ対策が最優先でした。

まずは、しっかりとインスペクション(住宅診断)を行います。建物の断熱性能は赤外線センサーを使って、現時点の断熱性能や隙間をチェックしていきます。2階の壁を部分撤去する計画の為、耐震計算・構造も重要な調査内容でした。

この調査報告書も元にリノベーションの計画を行います。

まず間取り変更の可能性や省エネ断熱を提案し数値で示します。「この壁は外せますがこの様に補強が必要です」とか、「この断熱材や真空ガラスで施工すると温熱計算的にこのようになります」などと打合せを行い、計画に対してご納得をいただきました。

現在の住まいの不満点を改善し、性能向上させ価値ある住いへと再生していくリノベーションは、この先の住まいの在り方になりそうです。

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◇リノベ項目
・間取り変更
・断熱性能向上・サッシ/ガラス交換  等
・水廻り機器交換(キッチン、ユニットバス、洗面、トイレ)
・珪藻土塗壁

リフォーム後の住み心地~光熱費削減大成功!!

お引き渡しから約三カ月が過ぎ、室内を撮影させて頂きました。

2階リビングで一番気にしていた夏はまだですが、
冬の体感として室内温度が以前より2~3度違うご様子。
ランニングコストについては、エアコンを主体にした事もあり、
2割近くも省エネになったそうです。

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細かく仕切られてした部屋を解放的にしたら、お孫さんが走り回って大変そうでした(*^_^*)

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以前は狭くて暗いキッチンでしたが、北側の開放的な窓で明るくなり、
ダイニングテーブルにいるご主人と自然と会話をして生活を楽しまれているご様子です。

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また、夏場の一番暑い日に赤外線センサーで昨年との室温比較をさせて頂きます。

完成

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3ヶ月前に始まった工事でしたが、ついに完成しました。

お施主様には少しの間ご不便をお掛け致しました<(_ _)>

完成した新しいお部屋に、愛着のある家具を並べ、新たな生活のスタート!!

不思議なもので、長年お使いの家具はリフォーム後のお部屋に重厚感をもたらしてくれます。
木製家具の風合いに、何とも言えぬ味がでるんですよね。

リフォーム工事では、お手持ちの家具の風合いを生かせるような梁や窓枠の提案は、
地味なようでとても大事なことだと感じます。


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壁には、100%自然素材の珪藻土を施したリビング・ダイニング。
結露の軽減を図れるスペーシアガラスも施工させて頂きましたので、
室内空気環境が快適になりますね。

ご家族が健康に楽しく住んで頂けることを願うばかりです...。

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一旦、リビングの写真を公開しますが、
近日中に他の写真もUPしますのでお楽しみに♪

珪藻土壁仕上・真空ガラスリフォーム

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2階ではリビングの壁を珪藻土で塗りました。
これできれいな空気をお部屋で作り出すことが出来ます。
空気は、食事や水より、圧倒的に多く体内に入ってますので、壁に健康的な空気を作り出す力があるというのは何とも心強い限りですね。

また、サッシのガラスは真空ガラスに交換しました。
真空ガラスにすることで、結露も防止され、断熱性能は向上します。
既存のサッシ枠を残したままガラスだけ交換できるものなので、サッシごと交換より低コストで実現されました。

浴室・洗面室リフォーム

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1階では、浴室と洗面室をきれいにリフォームさせるため解体作業を行っています。

壁や床を解体して見えてきたのは、様々な管です。
排水管や給水給湯など...
解体した後で、これらの管の状態を知ることもできました。

浴室は、0.75坪だったものを広々1.0坪にします。
1.0坪にすると、浴槽では足が伸ばせるようになりますね。

襖間口拡大リフォーム

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リビング~和室間の出入りです。

3枚襖があり、襖は2枚分開き、3枚めの場所に格納されるものでした。
それを、3枚とも壁に格納できうようにする事で、襖を全てで開いた時(壁に格納されたとき)の開口部の幅が2m73cmまで開きます。それによって、これまでの全開口寸法より、約1m程度(襖一枚分)開口幅が広くなります。

襖が全て壁に納まってしまうため、開けている時には、視界が開けて、大きな居室が出来上がります。
襖たった1枚分が残るか隠れるかで、体感的には、お部屋の広さの違いがはっきり感じられそうです。

無垢床板リフォーム

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2階リビングの既存のフローリングの上に、新しく無垢の板を施工していきます。

既存のフローリングを剥がすことなく施工できるので、費用も時間も節約できます。

無垢のフローリングは足触りと香りが良く、また温かみがあるので、
これからの時期、素足でもひんやりすることが少なくなります。

断熱リフォーム

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お施主様のリフォーム要望のもう一点は、2階リビングの断熱改善でした。

「夏場に2階リビングが暑すぎる!」というお悩みを解決をします。

今回は、天井にセルロースファイバーという断熱材を施工し、夏場に屋根に差し込み生じる熱気を、室内に侵入することを断熱します。
夏場の太陽は真上から屋根に強く入り込むため、天井裏にたまった熱気が室内に入り不快なお部屋を生み出してしまいます。
そこで、神奈川エコハウスが提案したのが、天井に断熱材を施工すること。これで、外気が室内側に影響するのを軽減できますね。

また、冬場は、温まった空気が上昇しますが、断熱材を施工しておけば、
温まった空気が室内にとどまってくれるので、一年を通じて快適温度の効果が期待できます。

外排水桝リフォーム

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外部では、お施主様の長年の悩みとなっていたことをリフォームしています。

コンクリートの桝に庭木の根が入ってしまうというのがお悩みだったので、神奈川エコハウスでは新たに塩化ビニールの桝に交換することで解決しました。

コンクリート桝の場合、コンクリートの隙間から近くの植物の根が伸びてきてしまうことがあります。その根が排水の邪魔をして詰まりの原因になることがあります。

最近では塩化ビニールの桝が多くなりましたが、まだまだコンクリート桝のところも多いので、塩化ビニール桝に交換致しました。これで庭気の根の侵入は心配しなくても大丈夫そうですね。

続・リフォーム解体工事

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石膏ボードが外され、
スタッドと呼ばれる「間柱」の骨組みが残りました。

これをここから抜いていきます。

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スタッドを抜くと、これまで柱や壁で支えていた場所は、強度が弱くなってしまいます。
そこで、神奈川エコハウスでは元々壁があった場所にマクラ梁という横方向にはしる部材を施工し補強します。

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北側の寝室だった部分からの眺望です。
左側のキッチンだった部分と一体になり、空間が明るくスッキリしました。

リフォーム解体工事

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町田市のリフォーム現場調査(8/1撮影)と同じ場所の写真です。

解体工事の最初は壁にある石膏ボードという材料を外していきます。

リフォーム現場調査

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町田市の現在のお住まいの様子です。

お施主様と神奈川エコハウスのスタッフがリフォーム計画の打合せを開始しました。

2階にあるリビングと、北側の寝室・東側のキッチンと一体化するための計画です。
その為、この二つの壁を取り除く作業から始まります。

町田市 OSH邸

現在、神奈川エコハウス株式会社スタッフによって、リフォーム工事中・・・

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