事例紹介

YNK邸

nichi-nichi-ka LO-CO ver. 延床面積36坪のお宅です。
玄関を共有し、その他は分離型のコンパクトな2世帯住宅です。
建替え工事ですが、日当たりを良くしたいというご要望を叶えるために、建物のボリュームを何パターンか検討し、配置も大きく変更しています。1階が親世帯となりますが、庭のスペースも確保し、1階でも十分に日照を得られる計画となっています。
LO-CO ver.の天井仕上げのないスギムク現し天井が基本となりますので、2階の床に遮音マットをいれるなど、音対策もほどこし、木に包まれる空間の中で2世帯がストレスなく快適に過ごせるように配慮しました。

完成

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外観

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一階のLDK

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洗面台

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階段

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二階のLDK

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nichi-nichi-ka LO-CO Ver.の特長、登り梁

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和室

タイル施工

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玄関にタイルを施工しました。

ウッドデッキ

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一階にはヒノキのウッドデッキを施工しました。木製塗料のキシラデコールを塗りました。

内装仕上げ

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リビング、居室の壁は漆喰仕上げです。その他はクロス貼りで仕上げます。

石膏ボード

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石膏ボードが張られ、ずいぶん部屋らしくなってきました。洗面所など水を使う場所は緑色の耐水ボードを張っています。

給排水工事

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水道管や汚水管などの配管工事は、壁や天井を張る前に行います。

外壁工事

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外壁は下塗りを経て、仕上塗りの工事が完了しました。

施主確認

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お施主様立会いによる木工事中間確認を行いました。
壁の石膏ボード施工が始まる前に、下地の状況と電気配線などを確認して頂きます。外部も現状を確認して頂きました。

断熱・防湿防水シート施工

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断熱材と防湿防水シートが貼られました。構造体がすっぽり覆われています。

電気配線工事

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壁、天井に石膏ボードを貼る前に、電気工事を行います。

屋根施工

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屋根はガルバリウム鋼板の立平(縦ハゼ)葺きです。ガルバリウム鋼板は、通常の鋼板に比べて3~6倍の耐久性を誇ります。

ハイベストウッド

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このお宅は壁に断熱材を張る前にハイベストウッドを柱に取り付けます。壁の強度を高める効果があり、筋交と同じ効果があります。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。
木組みを補強する金物は、種類と場所はもちろん、ビスの本数や取り付け方なども基準に合っているか全数チェックし、写真を撮ります。

上棟

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今日は上棟です。いつものメンバーの大工達が抜群のチームワークで、下階から順番に柱、梁を組み立てていきます。

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二階の床梁が組み上がりました。91㎝角に格子を組み、厚床下地を張り、二階の床を固めます。「剛床」といって、構造的にここは重要なポイントです。

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小屋組みが完成しました。


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断熱材の上に野地板が張られました。断熱材と野地板の間には通気層が設けられています。

土台敷き

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土台には耐久性のあるヒノキを使用しています。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。
四角いサイコロのように見えるものは、地中梁の上に乗った独立型基礎です。柱の引き抜き力や荷重が掛かる部分など内部の要所に設置されます。独立型なので、床下の空気の流れを妨げず、通気を良好な状態に保ちます。また、配管経路の自由性や定期点検時の見通しや床下移動など良い事ずくめのベタ基礎です。

底盤コンクリート打設

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コンクリートをバイブレータで振動を与えながら流し込んでいきます。バイブレータで、振動を与えることによって、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。
また、コンクリート密度を高め不要な混入空気を除去し、骨材が均等に分布することで、強度が高く かつきれいなコンクリートとなります。

コンクリート試験

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打設する前に、コンクリートの品質を検査します。硬化後破壊のテストピースも作ります。スランプ値、空気量、塩化物量を測定します。

配筋検査

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基礎のコンクリートを打設する前に、配筋が図面通りにできているか予めチェックする配筋検査を行います。
鉄筋の種別、鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、定着と継手の長さ、立ち上り筋の高さ、緊結の状態などをチェックします。この検査は、基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で、項目ごとに入念に行います。

遣り方

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基礎工事が始まりました。建物の外周に水杭や水貫と呼ばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を作ります。

遣り方

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基礎工事が始まりました。
地縄(建物の形に張った縄)を目安に基準となる水平位置と高さを、貫や杭を使って出します。これからの工事のすべての基準となるので慎重に作業を行います。

地縄張り

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工事の最初は地縄張りです。地縄とは、建物が敷地に対してどの様に建てられるかを確認する作業です。