事例紹介

ETN邸

大きな道路から住宅街に入った比較的車の通りが少なく、角地で陽当たりの良い敷地です。階段の上り下りや将来的な介護も考えて2階建てとせずに敷地いっぱいの大屋根平屋を計画。併せて将来活かせるロフトをご提案しました。なるべくオープンなワンルームをご希望され、リビングと寝室/ロフトを仕切らず、又登り梁構造にして勾配天井の大きな空間構成としています。水廻りも北側に並べずに南北で風が通るような間取りです。
御施主様は施工中の現場を見学して素材の良さや健康面での安心をして頂き、土地の相続や所有権移転などの相談も踏まえて当社を選んで頂きました。自然素材を多用し、性能の高い健康住宅はたとえ住む人が変わったとしても長く残っていくと思います。


完成

IMG_6434.jpg

IMG_6436.jpg

IMG_6429.jpg

IMG_6433.jpg

IMG_6439.jpg

IMG_6446.jpg

IMG_6445.jpg

IMG_6421.jpg

仕上げ確認

クリーニング、設備器具などの取付が終わると、現場監督が仕上げのチェックを行います。
水や温水、排水の確認。照明器具の点検や残っている汚れの手直しなど、細かな部分の確認を行います。

IMG_1791.jpg

IMG_1875.jpg

クリーニング

床養生、柱養生、マスキングテープなど、すべての養生を剥がすのは専門のクリーニング業者が行います。
床・壁・天井とも自然素材のため、いつも丁寧に清掃をしてくれます。

IMG_6348.jpg

CIMG1789.jpg

漆喰珪藻土塗り

室内の仕上げ工事が行われています。内装は、ほとんどが漆喰珪藻土による塗り壁で仕上げられています。
メリットは、調湿効果、消臭効果、シックハウス症候群の原因物質と言われているホルムアルデヒドを吸着して分解するなど、自然素材の魅力にあふれています。
漆喰や珪藻土の塗り壁や国産(県産)無垢材が神奈川エコハウスの標準です。

IMG_1709.jpg

家電台カウンター

ヒノキの無垢材でカウンターを造りました。
お施主様のご希望から、キッチンとリビングの間にシンプルな家電台カウンターを提案しました。
施工後は、傷や汚れが付かないように養生シートを取り付けます。

IMG_1655.jpg

IMG_1710.jpg

階段

階段部分の施工です。
施主の要望は平屋でしたが、ロフト付きのオープンなワンルームを提案しました。
ロフトを立って歩けるような高さにしたので、2階建て扱いの住宅基準の階段になりました。
このロフトを設けることで、将来、多目的な利用が可能になります。
また、ロフト部分を床面積に参入する事で、50㎡以上になり、不動産取得税、登録免許税、住まいの給付金、固定資産税に有利になります。
IMG_1491.jpg

〈階段を上がった場所〉
IMG_1490.jpg

セラミソフトリシン吹付

外壁工事の仕上げです。"セラミソフトリシン"という仕上材を吹付によって施工します。
下地表面は微細なひび割れに良く追従し、雨水の浸入を防ぎます。また、水性で構成されているため、火災の心配がなく、比較的安全で環境に優しい4☆材料です。

IMG_1234.jpg

外壁工事

外壁工事の様子です。この住宅の外壁は、目地やサッシ際等をシールした後、コーキング材を保護する役割を含め、吹付け材で仕上げます。
その前に一次防水層を気密・断熱と共につくり、縦胴縁の施工で空気層を確保して、ベース基材となる、サイディング張りの施工を行います。

IMG_0828.jpg

石膏ボード

石膏(せっこう)ボードとは、壁や天井に使われる内装材料です。
石膏ボードは、火や熱にさらされると、石膏に含まれている水分が蒸気として空気中に放出され、熱を吸収する役割があります。耐火性という観点で大きく寄与しています。
そのため、火気使用室の天井(最上階は除く)は、内装制限として準不燃材の石膏ボードを張らなくてはいけません。
また、蓄熱体としての効果もあります。

IMG_0821.jpg

外張り断熱工法

当社が、32年前から行っている外張り断熱工法です。
断熱材は、現場により変わりますが、ここの現場は"スタイロフォーム"を使用しています。
柱間の壁の中では無く、柱の外側から切れ間なく建物全体を包んで断熱するのが特徴です。
ボード状の断熱材を柱の外側に張り、釘で一次止めをして、釘の上や継ぎ目に防水テープを貼って「気密」と「断熱」、「一次防水層」の施工を完了します。
この上には、通気層と外壁下地になる胴縁を専用の太くて長いビスで止めていきます。

IMG_0150.jpg

IMG_9991.jpg

金物検査

上棟で構造材が建ち上がりますと、耐震引き寄せ金物等の必要な部分を全て補強いたします。大工棟梁が金物を施工し終わると、現場監督が一つ一つ漏れがないか写真を取りながらチェックします。
欠いている部材は下地材で、構造材や筋違い材などは基本欠いてはいけません。

IMG_9906.jpg

IMG_9896.jpg

上棟

さあ、上棟です。各現場から大工棟梁たちが結集し、建物のてっぺんの材(棟木)までを一日で組み上げます。
この案件は、プレカット(機械加工)になります。
天然乾燥+人工乾燥された材料を工場で事前にカットして、現場に搬入しておきます。

IMG_9638.jpg

大工たちの息の合った動きと手際で、順調に作業が進みます。

IMG_9639.jpg

IMG_9641.jpg

こちらは、平屋建てに屋根裏部屋を備えたお宅です。なので、1階柱を立たせると屋根の部材の準備に取りかかります。

IMG_9646.jpg

斜めの梁(登り梁)を組ませると、杉ムクパネルを敷きます。
下から見える杉ムクパネルは、天井も兼ねていて、そのまま見えます。

IMG_9650.jpg

IMG_9648.jpg

杉無垢パネルの上に、断熱材が敷かれます。使う屋根断熱材は"スタイロフォーム"、厚さ50mmです。
IMG_9653.jpg

断熱材を張り終えると、防水テープを貼り、受け材となる垂木を施工すると同時に空気層も確保します。
この空気層が重要で、熱気を逃がしたり、防音効果もあり、防水層にもなります。
IMG_9655.jpg

その上に、屋根の下地となる神奈川県産ヒノキの野地合板を施工します。
IMG_9664.jpg

IMG_9670.jpg

最後は、防水シート(ルーフィング)を屋根一面に貼り、作業は終了となります。
屋根の頂上には、棟換気用に開口しておきます。
本日も事故なく工事を終えることができました。


土台敷き

木工事に入りました。まず行う作業は土台敷き(どだいじき)です。
たくさんの材料が搬入され、建物の土台となる部分から施工を始めます。現場に搬入される前に、あらかじめ工場で切断・加工(プレカット)しているので、効率よく作業が進みます。

IMG_9468.jpg

当社は2階床と同じく、井桁に下地を組んでいきます。
この土台(どだい)と大引(おおびき)の材料は、神奈川県産のヒノキです。

IMG_9469.jpg

上棟に先立ち、スギの無垢材で厚み24mmのパネルを下地全面に敷き詰めます。
1階の場合は2階床と違い平面の剛性と言うよりは、安全確保と作業性になります。

IMG_9473.jpg

最後はブルーシートで全面を覆い、養生をしておきます。
安全のため、ユニットバスの設置部分などは、仮の床下地をつくり平にしておきます。

IMG_9474.jpg

立ち上がりコンクリート打設

底盤のコンクリートが硬化し終わると、次に立ち上がり部分となるコンクリートを打設します。
(この現場は、2回に分けてのコンクリート打ちです。)

IMG_9224.jpg

基礎コンクリート打設

基礎のコンクリートを打設します。平らな部分である「底盤」から打設します。
コンクリートが、むらなく水平になるようレベル(高さ)を測定しながら丁寧に施工します。

IMG_9176.jpg

IMG_9180.jpg


打設の前に行うコンクリートの受入れ検査

IMG_9182.jpg

配筋検査

基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。
鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか、等を現場監督が一つ一つチェックしていきます。

IMG_9004.jpg

当社の基礎の特徴である地中梁とコラムの配筋です。
構造計算により、鉄筋の太さや本数、間隔を算定します。
IMG_9022.jpg

遣り方

基礎工事がスタートします。まず始めに行うのは、遣り方(やりかた)です。高さや位置の基準となる木枠を設置し、その木枠に印を付けます。
遣り方は、建物の位置を決めるために非常に重要な作業です。

IMG_8905.jpg

地縄張り

建築する敷地に、計画建物の外周に沿って紐を張り、設計図どおりに建物の配置を決めていく作業です。建物の位置を地面に表します。

IMG_8648.jpg