事例紹介

MBY邸

お施主様は長く家づくりを検討され、いろいろな会社を比較検討されてきました。相模原市北部で距離的には遠いのですが、絶対条件となる健康に配慮した家づくりをベースに、構造・断熱等の性能、施工力、デザイン性のなどの総合力から弊社を選んでいただきました。
敷地は緑豊かなとても開放的な場所で、日当たり通風ともに申し分ありません。軒の深さで日射をコントロールし、間取りと窓配置で風の流れをコンロトールするなど、自然環境を活かしながら、心地よい住まいを追及しました。
お住まいになるのは、お母様とご夫婦+お子様二人の5人家族、1階にお母様の寝室と家族共用のLDK、ふすまの開閉によりLDKと一体的に使用できる和室、キッチンから家事動線を配慮した位置に洗面・浴室が配置されています。
2階は階段を上がると共用のホールがあり、そこから南側に配置された寝室・子供室へとつながります。ホールには、二人分のデスクカウンターと書棚が用意され、北側の森の緑をピクチャーウィンドウが切り取りながら望むことができます。光あふれる南側とは異なる心地よさが感じられることでしょう。
配置、間取り、素材選びなど、研究熱心で家族思いのご主人を中心にご家族と一緒に進めてきましたが、そのぎっしりと詰まった夢を実現すべく弊社の職人たちが腕を振るいます。

完成検査

完成検査を行いました。
いよいよお引渡しです。
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蓄熱暖房機

蓄熱暖房機は大きな箱の中にレンガを積み、深夜電力で蓄熱し、日中徐々に熱を吐き出します。
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足場解体

足場を解体し、建物全容が現れました。
緑の中で建物が映えます。
まだ、外壁は乾燥中なので色むら見えますが、これからきれいに仕上がっていきます。
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珪藻土塗り 外装確認

内部では、珪藻土の仕上げ塗りを行っています。
LDや個室は白系の珪藻土漆喰で仕上げていますが、和室は珪藻土を使用し濃い目の色合いで仕上げます。
曲線の壁は腕の見せ所です。
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外部は、仕上げ塗りが完了し、近々足場を解体するため、外装の最終確認です。
この仕上げ材は、漆喰をベースにした無機質な素材のため、樹脂製の素材より汚れが付き難いのが特徴です。
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瓦の仕上がりや汚れ等を確認します。
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内装塗り壁工事

内装の塗り壁工事が始まりました。
こちらもまずは、下地のパテ処理からです。
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また、外部は仕上げ塗りの前に、サッシ廻りやエアコンスリーブ廻りなどをシーリングしています。
仕上げ塗りで見えなくなる部分で、しっかりと水を止めるためです。
内外ともに、塗り壁は下地処理が大切です。
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外壁パターン合わせ

外壁の仕上げ塗りに先立ち、お施主様とパターン合わせ(確認)を行いました。
パターンはあらかじめ決めておきますが、小さなサンプルではわかりにくいので、少し多めのボードに塗って最終確認を行いました。
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クロス工事

仕上げ工事に入りました。まずはクロス工事からです。
壁に帯状や斑点に塗られたような部分が見えますが、これらをパテ処理と呼びます。壁に漆喰を塗ったりクロスを貼る前に、石膏ボードの目地やビスの頭をパテで埋めて段差をなくし、平滑な下地を作ります。
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モルタル下地

軽量モルタルの施工中です。
下塗りと上塗り2回に分けて塗り重ねます。
塗り厚は合計で15mm、軽量なので耐震性への影響も少なく、この厚みで防火の認定も取得しています。
上部には通気金物が施工されており、下の通気層とつながっています。
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ラス網完了

ラス網の施工が完了し、モルタル施工の前に全体を確認します。
換気口などの貫通部はしっかりとシールをして防水性能を確保します。
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ラス網施工

胴縁の上に防水シート付のラス網を施工します。
空気層を確保するために、胴縁に45cmピッチの固定となり、ラス網が浮いた状態になりますので、通常よりもしっかりとした通気工法専用品を使用します。
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内部では大工が下足入れの造作工事中、棚板受けのレールを埋め込むため、ヒノキの板をレール幅で削っています。
これを「しゃくる」といいます。窓枠などもサッシの枠と木製の窓枠が段差がでないように「しゃっくって」段差なく納めています。
この辺のひと手間は仕上がりに影響するので大切です。
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胴縁施工

外壁のモルタル工事がスタートしました。
弊社では従来の施工と異なり、通気層を確保し、防水・断熱性能を高めたモルタル外壁を採用しています。
モルタルは胴縁を介して、内部の下地木材に固定されるので、胴縁の固定はとても重要になります。
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防水チェック

外壁のモルタル工事に入る前に、全体的に防水のチェックを行います。
外張り断熱材のジョイント部、透湿防水シートの施工、バルコニー廻りの防水など細かくチェックを行います。
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瓦施工

外部では瓦の施工を行っています。
1階の下屋の棟部分を施工中、今回はすっきりとしたフラットタイプの瓦を使用しモダンに仕上げます。
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階段施工完了

階段施工が完了し、お施主さんも2階を見やすくなりました。
2階の工事がほぼ終わり、1階の床施工も完了、これから1階 内部間仕切りの鴨居(建具の上枠)の取付、造作家具工事、石膏ボード張りなど、本格的に1階の木工事に入ります。
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壁石膏ボード張り

2階は、壁の石膏ボードも張られ、部屋らしくなってきました。
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1階天井石膏ボード張り

1階の下地工事も進み、天井の石膏ボード張りも順調です。
今回は和室以外は、基本的に大壁と言って柱が見えない仕様です。
化粧で見える柱や枠材は、傷が付かないように青い養生材で保護しています。
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天井石膏ボード張り

天井のボード張りに入りました。
2階は、一部折り上げ天井で空間を広く感じられるようにしています。
徐々に部屋らしくなってきました。
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天井下地

外回りの防水工事がひと段落し、内部は2階の天井の下地工事に入っています。
30cmピッチに野縁と呼ばれる角材を設置していきます。
下地は、後々の仕上がりに影響しますので、しっかりとがっちりと施工します。
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浄化槽設置完了

浄化槽の設置が完了しました。
浄化槽の設置は市の指定の業者でないとできませんが、弊社が水道工事をお願いしている業者が指定業者でしたのでスムーズに工事を行うことができました。
最終的には、駐車場のコンクリート工事と合わせて、上からコンクリートで覆う予定です。
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高度処理型浄化槽 設置工事

相模原市では地域によりますが、排水の水質改善ため高度処理型浄化槽と言って処理能力の高い浄化槽を、主に市の負担で設置してくれます。
建て主は、受益者分担金といって設置費の一部と使用料を市に支払います。
掘削から浄化槽の工事が始まりました。
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断熱・気密施工

外張り断熱は、断熱と気密性能を確保しやすい工法です。
通常部分は防水気密テープを貼れば、問題ありません。
ただし、屋根との取り合いなど隙間のできやすい部分はどうしてもできてしまうので、発砲ウレタン等で丁寧に処理する必要があります。
また、断熱外側の通気は通気を止めずに、屋根通気につながるように隙間を確保するなど、仕組みをしっかりと理解して処理をする必要があります。外張り断熱で30年以上の実績のある弊社の施工は万全です。
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断熱材施工

確認審査機関の金物検査も終わり、断熱材を施工することができるようになりました。
検査までは、金物が隠れてしまうので断熱材を施工できません。
断熱材の施工とサッシの取り付けを行い、外回りをふさいでいきます。
断熱材は、屋根と同じく表面にアルミシートが張られた遮熱型の断熱ボードです。
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金物検査

接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。
筋違が干渉する場合もあるので、専用の金物で、位置をずらしたり、現場での調整が必要になる部分もあります。全箇所を、確実にチェックします。
耐震等級3で、筋交いも多く配置しているので、木組みの状態を見ていただくと皆さん安心していただけます。
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ルーフィング施工

屋根の下地となる野地板の上にルーフィングを施工し、防水処理もひと段落。
これで、下に雨が落ちることはありません。
弊社では改質アスファルトルーフィングを標準的に使用しています。
これは、釘穴のシール性が高く、折り曲げ等による破れに強く、耐久性も高いというメリットがあります。
重要な部分なので、高品質なものを使用する必要があります。
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屋根断熱施工

屋根も外張り断熱なので、前面に断熱材を敷き詰めます。
ピカピカしているのは表面に遮熱効果を持たせるためのアルミシートが張られています。
ジョイント部分は防水気密テープ(白い部分)で、隙間を完全になくします。
防水・気密の弱点がないのが外張り断熱のメリットです。
断熱材の上に45cmピッチに通気用の胴縁を施工し、熱気を逃がす空気層を確保します。
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上棟

いよいよ上棟です。いつものメンバーの大工達が抜群のチームワークで、下階から順番に柱、梁を組み上げて最後に棟木を取り付けます。
2階の床梁は91cm角に格子を組み、24mmのスギムク板を張り、床をしっかりと固めます。剛床と言って、構造的にここはとても重要なポイントです。
構造は全体的に骨太で、屋根下地の垂木も太いものを使用しています。
この時期にしては温かく、所定の作業を終えることができました。
作業終了後は、近隣の方もお呼びして、盛大に上棟式を行いました。
最近では、ここまで盛大な上棟式も珍しくなってきました。
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土台敷き

土台には、耐久性のあるヒノキを使用しています腐れや虫に強いので、特に注意が必要な土台は桧にしています。
また、土台が水平でなければ、上に立つ柱も垂直には立ちません。土台が水平になるようミリ単位で高さ調整を行うことも重要なポイントです。
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型枠撤去

コンクリート固まるまでの養生期間をしっかりと取り、型枠を撤去しました。
表面も平滑でジャンカ(空隙や表面の荒れ)などなく、とてもいい仕上がりです。
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立上りコンクリート打設

立ち上がり部分の型枠を組み、断熱材を枠内にセットします。基礎立ち上がりの内側で断熱を行う基礎断熱を採用しています。立上りの打設は、しっかりと充填することが大切、バイブレーターで振動を加えて行きます。これがきれいな仕上がりにつながります。
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コンクリート打設

まずはコンクリートの受入れ検査です。 スランプ値(柔らかさ)、空気量、塩化物量を測り、強度試験用のテストピースを作製します。
とても寒い時期の施工となり、温度補正を含めた呼び強度は36N/mm2です。コンクリートの強度は、強度だけでなく耐久性にも関係してきます。ここまで高強度のコンクリート使う会社も少ないと思います。
隅々まで充填し、平滑にならしていきます。

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配筋検査

基礎配筋検査を行いました。鉄筋径、鉄筋間隔、かぶり厚、定着、対角長さなど設計図書との整合性を確認していきます。
換気口用のスリーブ周りの補強なども、しっかりと確認していきます。
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捨てコン

根切りの後に砕石を敷き、防湿シートを引いて、捨てコンクリートを打ちます。
べた基礎なので、底盤もすべて鉄筋コンクリートで覆われますが、底は型枠をつくるわけではないので捨てコンクリートが型がわり。位置決めの墨をつけたり、水平面をつくったり、「捨て」といっても重要な働きをします。
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根切工事

建物の外周部、内周部を通称「ユンボ」で掘り下げ、平らに仕上げます。
この作業を根切りといいます。
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遣り方

基礎の高さや水平位置の基準となる木枠を基礎の外周に回します。
今回は基準となる境界線が擁壁下の為、慎重に離れ寸法を確認しました。
木杭に横に渡す水貫と呼ばれる板を高さをそろえて固定、この板に基礎位置の印を付けます。今後の基礎工事においてとても重要な作業です。
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地盤調査

既存建物がある状態で一度 地盤調査を行っていますが、判定が微妙な部分があり、解体後に2回目の地盤調査を行いました。弱そうな部分を避けるように配置をしたので、予想通り判定は「改良工事必要なし」となりました。ひと安心です。
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解体中

解体中に既存の石をどこまで残すか、新しい建物の配置と重ねて確認しています。
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解体着工

恵まれた自然環境の中に建つ平屋の建物。
長年お世話になった住まいと別れを告げ、いよいよ工事がスタートです。
まずは、周りにごみなど飛ばないように、しっかりとネットを施工していきます。
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