事例紹介

HTK邸

当初は娘さんとの二世帯住宅を検討されていたり、計画を急いでいなかったこともあって、初めて来られた6年前から年に2回ずつぐらいイベントに参加されていた建て主との、長いお付き合いの末に生まれた住宅です。今年になってプランを作成し、6年越しの契約となりました(笑)
敷地は一つ一つの区画が広いゆとりのある住宅地で、東側で接する道路も広々としています。現在の家は南に出っ張った部分があって暗いということで、採光・通風をしっかり考えたプランになっています。高齢になったら2階に上がらなくて済むように、1階はダイニングだけで10帖のスペースを取り、リビングが寝室に変更できる間取りです。一方で2階には、寝室と客間の他、ご主人が一人で寛げるようにセカンドリビングも設けました。まだまだ2階を活用する気満々です。
建て主の希望で断熱材はセルローズファイバーを採用。南側の屋根の軒を通常よりも深く出した大きな屋根、その下に広いバルコニーがあるのも特徴です。

※この住宅は森林環境譲与税を財源として神奈川県が実施している「神奈川県地域材の家づくり普及促進事業」を活用しています。
構造材に神奈川県産の桧・杉を使用。地域の森林環境の維持・更新や温暖化防止など、広範な環境問題にも貢献しています。
事業の詳細は、こちらをクリックしてご覧ください。

パテ処理

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内部の木工事が終わると仕上工事に入ります。壁と天井の石膏ボードには、ビスや繋ぎ目によって小さな凹凸ができるため、まずはこの凹凸を平滑にするパテ処理から始めます。

屋根(ガルバリウム鋼板)

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屋根はガルバリウム鋼板の横葺きです。ガルバリウム鋼板は、アルミと亜鉛の合金メッキなので錆びにくく、軽量で地震に対しても安心です。

階段

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階段には無垢の杉板を使っています。既製品ではないので、大工が現場で加工して丁寧に造ります。
折り返し階段は、降りる時に万一踏み外しても1層分落ちる可能性が低いので、直階段に比べると安心です。

モルタル

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ラス網の上に、グラスファイバーと共にモルタルを2回(下塗り・上塗り)に分けて塗り、1~2週間乾燥させます。
その後、収縮率が小さくクラックの発生が少ない仕上げ材を上塗りすることによって、ひび割れ防止の効果とともに、表面を綺麗に仕上げることが出来ます。

ラス網

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胴縁の上にラス網を張ります。ラス網とは、モルタルの剥落やひび割れを防ぐために、モルタル下地として使用される金網の事です。この下に通気層を設けているため、夏の熱気を防ぐ作用や、万が一雨水が侵入した時の二重防水の効果があります。

縦胴縁

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外壁下地として、透湿防水シートの上に専用のビスで縦胴縁を施工し、縦胴縁の厚み分が通気層になります。

透湿防水シート

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透湿防水シートとは、水を通さずに湿気(水蒸気)は通す性質をもつシートです。断熱材の性能や防水性を確保し、壁の中で発生する結露を防ぐ効果もあります。

断熱工事

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この住宅の断熱材はセルローズファイバーです。新聞古紙を原料としたセルローズファイバーは、自然素材の断熱材として人気があり、当社でも年に1棟ぐらい採用しています。
充填断熱の場合、断熱施工後は配線の変更などができないため、施工前にお施主様と配線の最終確認が必要です。


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庇があると雨水が切れ、窓や外壁が汚れにくくなります。また、小雨であれば窓を開けたまま風を入れられること、夏の日射を抑えられることもメリットです。
雨漏りが生じないよう、防水シートや板金の立ち上げなどに注意して施工します。

ダイライト

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ダイライトMSは、地震や火災に強い耐震ボードで、原料にロックウールとシラス(火山性ガラス質材料)を使用したエコ建材です。
外周部にダイライトを施工しているのは、断熱材にセルローズファイバーを使用するためです。耐震性は筋交で確保しているので、今回は構造面材としての役割はありません。

養生

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足場にぴしっと養生ネットを張ることで、作業中のゴミが周辺に飛び散るのを防ぐことができます。 外から見た現場の印象も、ネットの張り方ひとつで随分変わります。

筋交い

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上棟後に、柱と柱の間に斜めに入れる「筋交い」で構造を補強し、耐震性を高めます。当社では構造計算によって必要量やバランスを確認して配置しています。また1階部分では、土台や柱以外の筋交い・間柱・窓台にもヒノキ材を使うことで耐久性を高め、薬剤による防蟻処理は行いません。

金物検査

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構造材の継手・仕口は、木材どうしを組んだ上で金物で補強します。そして、金物の種類や取付場所が図面通りになっているかを目視で確認し、ビスの打ち忘れがないかなどを一つ一つチェックします。この社内検査の後に、検査機関の検査員が現場に来て第三者の目で検査を行います。

上棟

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いよいよ上棟です。各現場は基本的に1棟につき一人の大工が担当しますが、上棟の時は各現場の棟梁が集まります。この日は合計9名の大工で作業しました。
普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやっている仲間なので息はぴったりです。お互いの役割がわかっていて、仲間の指示がなくてもテキパキと作業を進めます。

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上棟式が行われました。上棟式とは、棟木が上がったことに感謝したり、安全祈願のために行われます。


土台敷き

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木工事が始まりました。土台は構造材の中で最も地盤に近く、シロアリの被害にも遭いやすいので、耐久性の高いヒノキを使い、基礎パッキンも使用します。
当社は構造材に神奈川県産の木材を使っています。地産地消によるメリットとして、県産材の需要が増加すれば林業が活性化し、地域経済が多少なりとも潤うことが挙げられます。そして、木材を輸送するためのエネルギーを大幅に削減することもできます。また、伐期を迎えた木を切ることで山の荒廃を防ぎ、洪水などの自然災害が起こりにくくなる等、環境面での貢献も小さくありません。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、基礎内部の立上り部分(コラムベース)を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

コンクリート打設

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コンクリートを打設しています。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。

配筋検査

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基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。
鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか等、現場監督が一つ一つチェックしていきます。


遣り方

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基礎工事が始まりました。最初に行うのは遣り方(やりかた)で、建物の位置を正確に決めるための作業です。 また、地盤面より下の建築物を造るために土を掘る工事のことを、根切りといいます。バックホウなどの機械で土をすくい、ダンプカーに載せて埋立地へ運ぶという光景は建築現場ではお馴染みです。

地鎮祭

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地鎮祭とは、土木工事や建築工事を始める際に、工事の無事や安全、建物や家の繁栄を祈る儀式です。お施主様、設計者、施工者が参列します。


地縄張り

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地縄張りとは、建物の外形に沿って地面に縄を張ることです。地鎮祭が行われる場合は、その際にお施主様と一緒に建物の配置と高さの基準を確認します。