事例紹介

HRM邸

多くのハウスメーカー・工務店を見学されたお父様の推薦で当社を知り、希望にあったオーナー宅をご見学いただいたことで、ご自身のイメージをこの会社なら実現できると確信され、順調に契約にいたりました。
「湘南LO-CO」シリーズで計画し、広い玄関土間と上部の吹抜け、南側の全開口サッシで庭とのつながりを重視しています。
また、このお宅の大きな特徴は北側の景観です。この土地から北斜面で下がっていき、北側に山が連なる絶景を望むことができます。そのため、北側にも1階に大きな掃き出し窓を設け、2階のホールでは、スタディーコーナーに大き目の窓を設けています。
内装は、湘南LO-COの特徴となる天井に梁組とスギ板を現しとし、壁にもスギ板張りを多用しているので、北側の景観とも調和するナチュラルテイストのお宅です。
いまから完成が楽しみです。

完成

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スタディコーナー

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スタディコーナーは、ちょっとした調べものをしたり、子どもが勉強したりするときに便利なスペースになります。この家の北側には、自然豊かな景色があるので、窓を大きく設け、その絶景を望めるようにしました。

吹き抜け

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このお宅は吹き抜けを設けています。1階と2階の空間的なつながり、採光や通風の良さを考えて、抜け感のあるシンプルな手摺りにしています。

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また、天井にはシーリングファンを設置しました。シーリングファンを回すと空気の流れが生まれ、空調の効率が良くなるメリットがあります。

パテ処理

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パテ処理とは、下地の表面の段差や凹凸を平滑にするための処理のことをいいます。内装工事では、壁紙などを貼る前にパテ処理を行います。

木工事完了検査

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木工事完了検査とは、大工さんの工事が終わり内装工事に入る前に、お施主様に来て頂き、建物のチェックをすることを言います。

キッチンパネル

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キッチンパネルは、汚れが付きにくいだけでなく、汚れても落ちやすく加工されているので、サッと拭くだけで簡単に汚れが落ちます。また、水や熱にも強い仕様といった理由で、一般的に広く使われています。
通常の窓は4方に木製の窓枠を回しますのが、今回は防火規制の問題もあり、窓枠の側面までキッチンパネルを貼っています。
下地の造り方も違ってくるので、現場で細かな調整が必要なってきます。

階段

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このお宅は、5段目からスリット階段という「蹴込み」部分がない階段になっています。開放感が出るのと、通気性が良くなるメリットがあります。

養生

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内部の大工工事も進んでいます。化粧の柱や枠材は、傷が付かないように青い養生材で保護します。

金属系サイディング

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ガルバリウム鋼板を使用した金属系サイディングのメリットとしては、耐震性や耐久性が高いことが挙げられます。ガルバリウム鋼板は基材となる鋼板の上に、アルミと亜鉛の合金メッキが施されているため、長期間のメンテナンスが必要なくなります。

横胴縁

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胴縁には縦胴縁と横胴縁の2種類があります。このお宅の場合、透湿防水シートの上に専用のビスで横胴縁を施工し、横胴縁の厚み分が通気層になります。

透湿防水シート

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断熱材の性能や防水性を確保するため、透湿防水シートを張っています。壁の中で発生する結露を防ぐ効果もあります。

断熱材

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断熱材は、ネオマフォームを採用しています。ネオマフォームの素材はフェノール樹脂で、熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、高い難燃性を備えています。

金物検査

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上棟後、構造材の継手・仕口を金物で補強します。そして、金物の種類や取付場所が図面通り正しいかを現場監督が細かいところまで慎重にチェックしていきます。

土台敷き

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木工事が始まりました。土台は構造材の中で最も地盤に近く、シロアリの被害にも遭いやすいので、耐久性の高いヒノキを使用し基礎パッキンも使用します。

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当社の場合は神奈川県産材の木材を使っていて、地域の環境に貢献しています。地産地消によるメリットは、県産材の需要が増加すれば、林業が活性化し地域経済も発展することが挙げられます。また、木材を輸送するためのエネルギーを大幅に削減することも可能となります。

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場所によって土台の高さに誤差が出てしまうと、構造上問題が出てしまうので、レベルを使って正確に高さを測り、必要な部分には調整用の薄いパッキンを挟んで、ミリ単位で高さを合わせます。

コンクリート打設

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コンクリート打設を行います。搬入されたコンクリートの品質をチェックする方法の一つがスランプ試験です。スランプ試験とは、スランプコーンに生コンクリートを入れ、垂直上にスランプコーンを抜き取り、コンクリート頂部の高さが何センチ下がったのかを測定することです。この数値が高いほどコンクリートの流動性が高いため、施工性が良くなる反面、強度はやや落ちます。

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その後、コンクリート打設を行います。生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。

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最後に表面を均すためにとんぼをかけます。夏だとコンクリートの乾きも早いため、急いで仕上げなければなりません。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に、配筋が図面通りにできているか予めチェックする配筋検査を行います。鉄筋の種別、鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、定着と継手の長さ、立上り筋の高さ、緊結の状態などをチェックします。この検査は、基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で、項目ごとに入念に行います。

遣り方

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基礎工事の初めは、遣り方です。基礎の外周に水杭や水貫と呼ばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を作ります。

地縄張り

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地縄とは、建物が敷地のどこに建てられるのかを示す縄、そしてそれを設置する作業が地縄張りです。敷地内の建物が建つ部分の外周部分に縄を張り、目で確認できるようにします。