事例紹介

MKT邸

施主は、当社で建築していただいた方のお子様ご家族で、ご自身もその家に、少しの間お住まいでした。ご自身が家を建てられる時にお声かけいただき、土地を決める段階からご相談いただきました。最近はご紹介も多く、親子やご兄弟でともに当社で建築していただけるケースも増え、うれしい限りです。
建物はnichi-nichi-kaのLO-COver.、梁やスギ板を全体的に見せる現し天井が特徴です。南側に4.5帖の吹抜けを設け、その中を階段が上がっていく広がりのある空間。LDKも比較的ゆったりとしていて、お子さんの学習や在宅ワークにも使えるカウンターも設けられています。
2階は将来的に3室に別けられますが、南側に面した1部屋は壁を造らずに、吹抜けと一体の空間として、しばらくは広々としたフリースペースとして使用します。家族の成長に合わせて住まいの形を変えていくLO-CO ver.のコンセプトを活かした考え方です。

完成

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対面キッチン

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対面キッチンは、調理中でも家族でコミュニケーションが取りやすくなるだけでなく、配膳や後片付けの際に動線が短縮され便利な点が挙げられます。
今回はウッドワンのキッチンを採用、板張りがアクセントになり、木の空間に調和しています。

バルコニー工事

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バルコニー材には腐りにくいヒノキを使用し、木部保護着色剤のキシラデコールを塗装しています。キシラデコールは、木材に浸透して表面に塗膜を作らないため、木材の呼吸を妨げることなく通気性を保つことができます。

外観

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外壁工事が終わったので、足場が解体されました。
このお宅の外壁は塗り壁となっていて、左官屋さんの手作業によって丁寧に仕上げられています。

石膏ボード

IMG_9454.jpg石膏ボードとは、天井や壁の下地材として使われています。遮音性や防火性に優れているだけでなくコストも安価なので多くの建築現場で使われています。

階段施工

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階段施工は、大工さんにとっても最も大変な作業の一つです。現場作業の動線にもなるので、踏板の養生マットが取れていないかを現場監督が常にチェックしています。

レンジフード

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キッチン部のレンジフードのダクト工事になります。ダクトは火災時に火が広がらないように不燃材で覆います。また、結露を防ぐ意味もあります。

ラス網

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外壁をモルタル仕上げとする場合、下地は防水シートを張り、その上にラス網を張ります。ラス網は、モルタルの剥落やひび割れを防ぐ効果があるだけでなく、この下には通気層が取られているので、夏の熱気を防ぐ作用や、万が一雨水が侵入した時の二重防水の効果があります。

縦胴縁

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胴縁には縦胴縁と横胴縁の2種類があります。このお宅の場合、透湿防水シートの上に専用のビスで縦胴縁を施工し、縦胴縁の厚み分が通気層になります。 また、外壁下地の胴縁について、縦胴縁の方が空気が動きやすく雨水も切れやすいので、遮熱や防水に有効です。

フローリング施工

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ヒノキのフローリングを張っています。ヒノキ材は淡いピンク色の混じった白っぽい色ですが、日焼けによる経年変化であめ色に変化していきます。表面は柔らかく傷もつきますが、湿気や腐りに強い樹種です。

横胴縁

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横胴縁が取り付けられました。横胴縁とは、柱と柱の間に水平に渡した材(スギ)のことで、石膏ボードや板材の下地となります。一般的には30センチ~45センチの間隔に胴縁を設けることで、塗り壁、クロス壁の割れを防ぐ目的があります。

断熱材(ネオマフォーム)

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このお宅の断熱材はネオマフォームを使用しています。ネオマフォームの素材はフェノール樹脂で、熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、高い難燃性を備えています。このお宅は外張断熱工法なので、建物を包み込むようにして断熱材を張り、非常に気密性が高い住宅となっています。

サッシ取付

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窓が搬入されました。サッシ枠などの細かな寸法を現場監督が計測し搬入の段取りを行います。 壁断熱材が施工し終わるタイミングで取り付けます。

金物検査

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縦、横の柱・梁に斜めの筋違いが入り、接合部を金物で補強して構造ができます。その接合部分の検査を行いました。木組みを補強する金物は種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。

エコボロン塗り

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エコボロンは、「木材腐朽菌」「シロアリ全種類」「その他の食害虫」「カビ」など、木材の劣化原因に対し、一回の施工で長期間効果を持続します。
標準ではありませんが、対策により力をいれる場合は、白蟻の生息範囲である地面から1mの範囲にエコボロンを塗っています。

上棟

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上棟が始まりました。この現場は普段は一人の大工が担当していますが、上棟の際は各現場の大工が集結して作業を進めます。長年一緒にやってる仲なので、団結力もあり息もぴったりです。
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梁には重厚感のあるベイマツを使っています。木目が美しいだけでなく、加工性、耐久性にも優れているので、梁によく使われています。

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屋根の断熱を密閉してしまうと逃げ場のない湿気が断熱材に溜まり、断熱性能を低下させるだけでなく、野地板や垂れ木の含水率も上がってしまい劣化の原因になります。それを防ぐために、断熱材の上に垂れ木を敷き通気層を設けることで、空気を循環させ湿気を排出させます。

排水管

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基礎の完成後、先行配管と言って、排水管を敷地周辺に埋設し、基礎内部にも設置します。
排水には「汚水」「雑排水」「雨水」があり、地域によって異なりますが、排水管はこれらの各排水を単独、または合流かして公共下水道管等へ放流します。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、基礎内部の立上り部分(コラムベース)を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

基礎断熱

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神奈川エコハウスは主に基礎断熱を採用しています。基礎断熱とは、基礎の底辺と外周の内側に沿って断熱材を貼ることで、断熱ラインを造り、床下と室内の温度を同じに保つことができます。床断熱に比べ施工が比較的簡単であり、気密性能も高めやすいです。

コンクリート打設

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コンクリートを打設しています。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。 最後にトンボで表面を均していきます。

配筋検査

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鉄筋の組み立てが終わり、コンクリートを打設する前にその配筋が図面、仕様書通りに出来ているかどうかをチェックことを配筋検査といいます。この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要なものなので入念に行います。

遣り方

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遣り方とは、建物の外壁線より50~60㎝離したところに杭を打ち、貫板をぐるりと設置することをいいます。

遣り方

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基礎工事の初めは、遣り方です。基礎の外周に水杭や水貫と呼ばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を作ります。 また、建物の壁芯の位置を示す水糸と呼ばれる糸を内側に張ります。

地縄張り

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地縄張りは、建築工事における最初の作業です。これから建築する建物の位置に縄を張り、それを元に作業を進めていきます。

地縄張り

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地縄張りとは、敷地の建物外壁ラインに縄を張り、その位置をお施主様に確認してもらうことをいいます。実際に体感することで、部屋の大きさや方向など、図面ではイメージしにくいこともわかってきます。