事例紹介

YNI邸

茅ヶ崎市の鶴嶺八幡宮近くの閑静な住宅街の角地で、築40年以上の住宅の建替を行います。
お施主様は、当社社員の親族(建築士)と知り合いで、以前から神奈川エコハウスの存在は知っていましたが、実際に建築計画を行うにあたり社員親族に相談したところ、当社の企業姿勢を気に入って頂き、この度ご依頼して頂くことになりました。
建物延床面積は約34坪。外観はチャコールメタリック色のガルバリウム鋼板を採用しスタイリッシュ感を演出。南西の二方向道路のため、建物の配置は北側ぎりぎりまで寄せ南側にお庭スペースを確保。南のリビングに大きい開口部を2つ取ることで採光を多く取り入れるようにしました。
間取りは、リビングとキッチン・洗濯室・洗面所・浴室などの水回りを配置した1階で主に過ごせるよう計画。2階にはWIC付きの和室を二つ設け、その間に畳コーナーを配置することで、和のテイストを多く取り入れたことがこの住宅の特徴です。
社員親族が設計したので、今までの間取りとは少し違う趣向を入れていますが、無垢の木・漆喰の内装等は、精緻な技術を持つ当社の職人さんにより作られています。最新の外壁材が包み込む仕様となっていますので、是非完成を楽しみにしてください。

階段施工

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階段施工は、大工さんにとっても最も大変な作業の一つです。現場作業の動線にもなるので、傷が付かないように、しっかりと養生を行います。

石膏ボード

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石膏ボードとは、天井や壁の下地材として使われています。遮音性や防火性に優れているだけでなくコストも安価なので多くの建築現場で使われています。

軒・ケラバ

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屋根の軒やケラバが出ていると、日差しを遮り、雨漏りのリスクが減り、雨が降っても外壁が汚れにくい等のメリットがあります。屋根の影によっては陰影も生まれ、見た目にも美しくなります。

ガルバリウム外壁

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外壁は、ガルバリウム鋼板の金属サイディングを使用しています。金属サイディングには、耐熱性、長期耐久性、軽さによる耐震性、錆に強いなどの特性があります。

縦胴縁

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外壁の下地になる縦胴縁を施工しました。縦胴縁の厚み分が通気層になるため、外壁表面の熱を伝えない作用と、万が一雨水が侵入した時に二重防水の役目を果たします。

配管工事

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内部では、間仕切り壁がある程度できたタイミングで、給排水の配管や電気配線の取り付けを行います。ピンク色の配管がお湯で青色が水となっています。取り付け完了後、現場監督がチェックを行います。

透湿防水シート

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断熱材の上に透湿防水シートを張りました。透湿防水シートは、家の中の湿気を外へ逃がすことで壁内の結露を防ぐことと、外からは雨水を室内に進入させない役割があります。

レンジフード

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キッチン部のレンジフードのダクト工事になります。ダクトの熱による火事を未然に防ぐために不燃材で覆います。また、結露を防ぐ意味もあります。

エアサイクルオープナー

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エアサイクル工法の家には、床下と屋根裏に換気口があります。春から秋は床下の換気口が開き、太陽熱で温められた壁内の空気(熱気)が通気層を通って上昇し、一番高い位置にあるエアサイクルオープナーから外へ出ます。逆に冬は上下の換気口を閉じるので、温められた空気が家の外周を対流し、保温効果をもたらします。

玄関庇

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玄関庇の役割は、太陽からの直射日光を避けるメリットがあります。また、雨の日に建物に入る際、傘を閉じる手間を庇の下で行えるので、濡れずに済みます。

石膏ボード

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石膏ボードの特徴は強度・遮音性・耐火性が高いため、建築工事ではポピュラーな材料です。また、大工にとっても施工が容易なことがメリットです。 通常は黄色の石膏ボードが使われていますが、緑のボードは調湿効果のある石膏ボードです。

断熱材(ネオマフォーム)

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このお宅の断熱材はネオマフォームを使用しています。ネオマフォームの素材はフェノール樹脂で、熱に強く、熱で硬化する特徴があります。そのため、高い難燃性を備えています。このお宅は外張断熱工法なので、建物を包み込むようにして断熱材を張り、非常に気密性が高い住宅となっています。

筋交

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上棟後に、柱と柱の間に斜めに入れる「筋交い」で構造を補強し、耐震性を高めます。当社では構造計算によって必要量やバランスを確認して配置しています。また1階部分では、土台や柱以外の筋交い・間柱・窓台にもヒノキ材を使うことで耐久性を高め、薬剤による防蟻処理は行いません。

ルーフィング

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家の劣化を早める一番の大敵は水分です。ルーフィングとは屋根材の下に敷く防水シートのことをいい、水を屋根裏に入れず外に流す役割があります。

土台敷き

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木工事が始まりました。土台は構造材の中で最も地盤に近く、シロアリの被害にも遭いやすいので、耐久性の高いヒノキやヒバを使い、基礎パッキンも使用します。 当社は構造材に神奈川県産の木材を使っています。地産地消によるメリットとして、県産材の需要が増加すれば林業が活性化し、地域経済が多少なりとも潤うことが挙げられます。そして、木材を輸送するためのエネルギーを大幅に削減することもできます。また、伐期を迎えた木を切ることで山の荒廃を防ぎ、洪水などの自然災害が起こりにくくなる等、環境面での貢献も小さくありません。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、基礎内部の立上り部分を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

コンクリート打設

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コンクリートを打設しています。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。 最後にトンボで表面を均していきます。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に配筋が図面通りにできているか予めチェックする配筋検査を行います。 鉄筋の種別、鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、定着と継手の長さ、立上り筋の高さ、緊結の状態など細かくチェックします。 この検査は、基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査なので項目ごとに入念に行います。

地業工事

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基礎工事が始まりました。遣り方(やりかた)で建物の位置を出したら、掘削して土をどかします。そして基礎の下に砕石を敷いて突き固めます。

地盤調査

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基礎の形状(基礎の下に地盤改良が必要か否か)を決めるため、必ず地盤調査を行います。地盤の強さを測るとともに、試験用サンプラーで土を採取し、砂質土か粘土かなどの土質も調べます。

地縄張り

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地縄張りは、建築工事における最初の作業です。これから建築する建物の位置を確認するために地面に縄を張り、それを元に作業を進めていきます。