事例紹介

MEU邸

湘南LO-COがスタートした時から見学会等にご参加いただき、家の造りや打合せの方法などとても気に入っていただきました。建築の時期は決まっていましたので、昨年からゆっくりペースでじっくりと打合せを行い、いよいよ建築がスタートしました。
主な希望は、お客様がたくさん来るので、大勢の人が集まれる広いスペースの確保と、他の家族がお客様と干渉することなく過ごすこともできる動線計画。庭とつながりる心地よいLD空間などでした。
また、家事動線にこだわった造作キッチンもこの家のポイントです。L型配置でシンクも2つあるオリジナルキッチンになります。本体は大工造作でとてもシンプルにつくり、後から自由にアレンジしてもらいます。ここも湘南
LO-COらしい考え方で統一させれています。
外構は道路のセットバックの関係で1mくらいの擁壁を20m程度造り直します。車を2台駐車可能とし、自転車は玄関近くまでスロープで上がれるなど、いままでの不満を一気に解決できる計画です。
外壁はガルバリウム鋼板のオータムレッド!!初挑戦の落ち着きのある赤色なので、完成が楽しみです。湘南LO-COは最近ガルバの外壁が人気です。

完成

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クリーニングが完了し、
完成しました。

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障子を閉じ、灯りをともすと
また違った表情を見せてくれます。

器具付け工事

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器具付け工事で設備機器を設置していきます。

左官工事

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左官工事で漆喰を塗りました。

漆喰とは、消石灰や海藻のりといった自然素材から生まれた塗り壁で、
調湿効果や防カビ性などの特徴があります。

クロス工事

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クロス工事の仕上がりです。
次に左官工事に移ります。

クロス工事

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クロス工事を行います。
下地処理として、接合部分やビス部分にパテ処理を施します。

木工事完了

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木工事が完了しました。
これから仕上げ工事に入っていきます。

足場解体

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足場を解体しました。
品のあるオータムレッド色のガルバリウム鋼板の外壁が姿を現しました。

外壁工事

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外壁工事のコーキング処理です。

ガルバリウム鋼板を張り終えた後は、
接合部分に対して必要な個所にコーキング処理を施します。

キッチン換気扇内部

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キッチン換気扇の内部の木部下端部分に、
劣化対策として板金を施します。

造作キッチン

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造作キッチンが出来上がりました。

キッチンパネルはステンレスを採用しました。
天板はオーダーメイドでこだわりの逸品です。

オーブンレンジを設置する部分は高熱になるため、
熱に強いケイカル板を張っていきます。

造作キッチン

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造作キッチンをつくります。

まずは骨組つくりです。
木材が現しになるので接合部分を加工して、なるべく金物を使わず組み立てていきます。

外壁工事

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外壁工事でガルバリウム鋼板を張っていきます。
サッシ廻りは専用の役物材を使用して水が中に入らないように処理します。

キッチン換気扇内部

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キッチン換気扇の内部の木部を腐食防止のため専用塗料を塗布します。

熱橋処理

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熱橋処理を行います。
熱橋はヒートブリッジともいい、外壁と内壁の間にある柱などが熱を伝える現象のことで、断熱性能の低下につながります。
そのため外部と内部をつなぐ金物のくぼみに泡状の断熱材を施します。

外壁工事

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外壁工事(ガルバリウム鋼板)が始まりました。
ガルバリウム鋼板下の空気の流れ道(通気層)を取るための施工をしております。
通気層を取るためには胴縁という部材を貼ります。
雨水が侵入しても、通気層から外部に排出されますし、ガルバリウム鋼板裏の熱や湿気を排出する役割も果たします。

防水工事

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断熱材の上に防水シートを張っていきます。また、すべての隙間を発砲ウレタンや防水気密テープで塞いでいきます。スリーブ(エアコン用の配管など)の貫通部、配線の貫通部、サッシ周りなど専用の防止部材を使用し、さらに粘着性の高いブチル系の防水テープで止めていきます。この防水シートが一次防水層となり、防水では一番大事な場所です。この後に外壁をつくっていきますが、今後、仮に外壁に亀裂が入っても、一次防水層があるため雨の侵入はありません。

木工事

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床は、スギ無垢フローリング仕上げです。
こちらのフローリングは、お施主様のご実家の森林から取り寄せたスギ無垢材になります。
思いが詰まった床材を丁寧に張っていきます。

バルコニー防水

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バルコニー防水工事を行いました。リボール防水と言って、木の下地に塗って防水層を造ります。塗布防水で一般的なFRP防水と比べると、水性で有機溶剤を使っていないため臭気がほとんど無く安全です。弾力性と接着性があり、割れにくく、補修や改修などメンテナンスにもすぐれています。

金物検査

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タテヨコの柱・梁にナナメの筋違が入り、接合部を金物で補強して耐震性を高めます。構造計算によって決められた金物の配置や取付け方法などの検査をしました。建物が完成した時に隠れてしまう部分だからこそ、しっかりチェックする必要があります。この後、外部検査員のチェックが入り合格しております。

上棟

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いよいよ上棟です。各現場の棟梁大工達が抜群のチームワークで、下階から順番に柱、梁を組み上げて最後に棟木を取り付けます。
梁はクレーンで釣り上げて所定の位置に運び、大工が受け取って組み立てます。ロープの固定も、傷がつかないように注意を払います。この日は、木工事(大工工事)途中の他現場は休みになります。

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2階の床梁が組みあがりました。91cm角に格子を組み、厚床下地を張り、2階の床を固めます。梁組みに、強度の高い厚板を張ることで構造的に強くなります。

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小屋組みの最後は、棟木から桁にかけて垂木をかけます。その上に杉ムクパネルを張ります。2階の床と同様に水平力に抵抗する構造的なポイントとなります。

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次に外張りの断熱材を敷き詰めます。断熱材の上に通気層を確保し、最後に野地板を貼り、上棟も無事終了です。

土台敷き

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土台には、耐久性のあるヒノキを使用しています。
上部構造すべてに影響してしまうので、レベルを確認し、ミリ単位で高さ調整を行います。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。
四角いサイコロのように見えるものは、地中梁の上に建つ独立型の基礎です。湘南ロコの15cm角の柱の下に設置されます。基礎の高さも高く、床下空間が広々としています。

立上りコンクリート打設

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底盤コンクリートの打設に引き続き、立ち上がりコンクリートの打設を行います。基礎立ち上がりの内側で断熱を行う基礎断熱を採用しているため、立ち上がり部分の型枠を組み、断熱材を枠内にセットします。立上りの打設は、しっかりと充填することが大切、バイブレーターで振動を加え打設して行きます。

コンクリート打設

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基礎のコンクリートを打設します。打設時には、生コンクリートにバイブレーターで適切な震動を与え、流動させながら少しずつ送り込みます。
バイブレーターで震動を与えることによって、鉄筋の裏側までコンクリートがいきわたります。最後にコンクリートの表面をトンボでならし、浮き出た水分を除去します。コンクリートの受入検査は必ず行い、Fc30Nー18のより強いコンクリートを使っています。

配筋検査

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鉄筋の組み立てが終わると、配筋が図面、仕様書通りに組まれているかチェックする配筋検査が行われます。
検査の内容は、鉄筋の種別、間隔、鉄筋径、かぶり厚、定着と継手の長さなどです。この検査は、基礎の耐久性に影響する重要な検査です。

基礎工事

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根切の後は砕石敷きです。砕石を敷いて、十分に転圧を行い締固めます。砕石敷きの後、厚めの防湿シート(0.2mm)を敷き、捨てコンクリートを打ちます。捨てコンクリートとは、基礎コンクリートを作る前に、地盤の上に打設されるコンクリートのことです。工事はこの面を基準に進められ、墨出しもこの面の上に行われます。「捨て」とはいいますが、コンクリートの厚みを均等にするのに重要な役目です。

擁壁完成、基礎工事スタート

階段スロープも完成し、擁壁の工事が完了しました。
引き続き、基礎工事がスタートしました。擁壁の上に見える木枠を遣り方と言います。
基礎の外側に回した木枠に糸を張り、それを基準に基礎を造っていきます。
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階段工事

今回は玄関用と庭に上がる為と2つの階段を設けます。
構造とは切り離して、後から施工します。
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型枠撤去、埋戻し

養生期間を5日間確保し、型枠を撤去しました。
擁壁の裏側に土を埋め戻す作業に入っています。
建物の近くは、しっかりと固まるように固化材を混ぜて埋戻しを行います。
下の方に空いている穴は水抜き穴です。
擁壁の下に貯まった水が抜けるようにしないと、水の重さも擁壁に加わりよくありません。
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コンクリート打設完了

立上りコンクリートの打設が完了し、養生期間に入りました。
平均気温等を考慮し、定められた期間、型枠を取ることができません。これを養生期間と言います。
コンクリートは、水とセメントが反応して強度がでるので、時間もかかりますし急激な乾燥もよくありません。
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底盤打設後 型枠施工

擁壁は底盤と立上りの2回に別けてコンクリートを打ちます。
底盤のコンクリート打設が完了し、その上に立上り部分の型枠を施工しています。
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鉄筋加工

鉄筋の加工がだいぶ進み、擁壁らしい形になってきました。
鉄筋径や間隔、形状など図面の指示に従い組み立てていきます。
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捨てコンクリート

擁壁の底となる部分に、コンクリートを5cmの厚みで打ちます。
これは捨てコンクリートと言われ構造的な役割はありませんが、基準ラインを出したり、鉄筋の加工精度を上げるために大切な役割を果たします。
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奥に見える緑の管はガス管です。擁壁の下を通すため、先に配管を済ませていました。
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擁壁工事スタート

擁壁工事がスタートしました。
まずは、擁壁の形状に合わせて土を削り取ります。(根切り工事といいます。)
L型の形状になりますが、底盤と呼ばれる底の部分は、立上りの長さよりも長くなるので、かなりの土を撤去します。
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地鎮祭

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地鎮祭は、工事を着工する前にその土地の鎮守の神を祭り、工事の安全を祈願するために行う儀式です。

地縄張り

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地縄とは、建物が敷地に対してどの様に建てられるのかを、確認する作業です。敷地内の建物が建つ部分の外周部分に縄を張り、目で確認できるようにします。

解体

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解体工事が始まりました。長年お世話になった住まいと別れを告げ、いよいよ工事がスタートです。解体時のゴミは、分別できるものは分けて撤去します。