事例紹介

KTO邸

敷地は北西方向2面で接道する変形の六角形で、道路を挟んだ向かい側には、森のように緑豊かな公園があります。西側の道路とは高低差が大きいので北側の道路面にカーポートを設け、北側斜線が斜めにかかってくるため、建物配置もほぼ既存家屋に倣う形にしました。
玄関は旧家よりも少し奥に設けて、LDKのスペースを広がりのある空間にしています。旧家の間取りもそうだったように、リビング・ダイニングは公園に正対するように窓を設けて、視界いっぱいに広がる緑を借景します。夫婦2人で暮らす家ですが、成人して家を出ている子ども達が帰って来ることも多いので、1階には「ヌック」、2階には「書斎」という、泊まったり仕事のできる小部屋を用意しました。
玄関の南東側には水回りや収納をまとめ、帰宅時に洗面所へ行ったり、服を着替えたりする動線が集約されています。そして洗面室から外物干場への動線、食品庫を経てキッチンに至る裏動線もあって便利です。
2階は夫婦各々の寝室、前述した書斎に加えて「猫の間」があります。猫が留守番する時の部屋で、窓から外を見られるような猫台を設けました。また、中央に設けたロフトは各部屋の上部と繋がっていて、ロフトエアコン1台で2階の空調を賄い、階段から1階へも冷気が下りていく計画です。
暖房には床下エアコンを導入。構造は耐震等級3に加えて、制震テープを使った制震構造を採用しました。公園の木々を眺めながら、快適かつ安心して暮らせるお住まいです。

造作工事

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大工工事も終盤で、洗面台や下足箱などの造作工事が行われています。
階段の手摺は六角形断面のチェリー材で、家具職人が仕上げて現場に納品しました。

石膏ボード

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壁や天井に石膏ボードが張られたので、部屋をイメージしやすくなりました。
階段の施工は木工事の中でも難しい作業なので、大工の腕の見せ所でもあります。今回は竪格子があるので、より難易度が高いです。

外壁仕上げ

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外壁仕上げは、漆喰などの無機素材を原料とした塗り壁材。左官仕上げなので近くで見ると味わいがあります。
軒先などの木部には保護のための専用の塗料を塗ります。

給排水管工事

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あらかじめ現場監督が明示した箇所に給排水管の工事を行いました。

縦胴縁

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断熱材の外側に透湿防水シートを張り、縦胴縁を打ちました。胴縁は外壁下地としての役割はもちろん、外壁内側に通気層を確保する役割も果たします。

配線・配管工事

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ボードで壁や天井を塞いでしまう前に、電気配線工事と設備配管工事を行いました。

配管位置出し

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配管や配線の工事前には現場監督がその位置を明示します。

屋根断熱

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弊社は外張り断熱を基本にして、屋根面には付加断熱として高性能グラスウールを施工しています。

制震テープ施工

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この家は制震テープを使った制震構造になっています。
制震テープとは、高層ビルの制振装置に用いられる念弾性体を両面テープ状に加工したもので、「家をまるごとダンパーにする」効果があり、長期にわたって十分な制震性能を発揮します。

金物検査

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接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。種類と場所はもちろん、ビスの本数や取りつけ方なども基準に合っているか全数チェックします。

上棟

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上棟を迎えました。上棟には各現場の棟梁たちが集まります。
普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやってきている仲間なので息はぴったりです。

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小屋組みが完成し、屋根の形が現れました。

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垂木の上に野地板(構造用面材)を張り、断熱材を並べます。
そして通気層を確保してから、もう一度野地板を張って屋根が完成。上棟も無事に終了しました。

土台敷き

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上棟前に土台を敷きました。上部構造すべてに影響してしまうので、レベルを確認してミリ単位で高さ調整を行います。
土台には神奈川県産のヒノキ材を使用。ヒノキは防虫、防腐性能が高く、シロアリ対策になります。

基礎完成

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コンクリート打設後、十分な養生期間を経て建物を支える大事な基礎が完成しました。
中央の四角いサイコロ状のものは独立型の基礎です。床下空間が広々としているので、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

配筋検査

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基礎コンクリートを打設する前に、鉄筋が図面通りに施工されているかをチェックする配筋検査を行います。
この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で、項目ごとに細かくチェックします。

地縄張り

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地縄とは、建物外周部の柱を結んだ線上に縄を張ることで、敷地に対して建物がどの位置に建てられるのか確認します。

地盤調査

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既存の建物を解体した直後に地盤調査を行いました。
計画建物の直下5地点で、スクリューウエイト貫入試験を行っています。