事例紹介

SSK邸

以前は1軒の家があった宅地を2分割した、南北に細長い形状の敷地です。南側は2階建ての家が目の前にあり、東側は同条件で販売されたもう1つの宅地。西側は平屋の家なので、現在は日当たりや風通しの面で好条件ですが、将来は分かりません。加えて敷地南側3/5が道路面より1m高いため、建物を北側に寄せるのが難しく、日照・採光に関しては相当に不利な敷地です。しかし、採光に有利な2階リビングは選択せず、1階リビングに太陽の光を入れるための少し変わった提案をしました。
建て主は大学生と高校生がいる4人家族ですが、「子供部屋は明確に分けなくてもよい」という話だったので、2階の間取りは自由度が増しました。また、ご主人の仕事部屋が必要なため、浴室と脱衣室を2階に上げています。そして1階リビングの日照・採光と通風確保のため、2階南西角に1帖(階段含め3帖)の小さな吹抜を設け、小上がりの畳座から上がる階段にしました。階段の踊り場にハキダシ窓があり、その中間階から出られるスキップデッキの存在も特徴です。
厳しい北側斜線(一種高度斜線)をかわすため、東(北東)側の屋根を下げ、西側の桁を高くした招き屋根の外観で、屋根の頂部には南北に長いロフトを設け、予備の収納や室内干しスペースとして活用します。また、玄関だけは下屋にして北側に突き出し、外壁の色を濃くしてアクセントにしました。


完成

IMG_3218.jpg

外観

20144206.jpg

玄関

20144155.jpg

書斎

20144124.jpg

洗面コーナー

20144108.jpg

キッチン

20144048.jpg

ダイニング

20144034.jpg

畳スペース

20144730.jpg

階段

20143936.jpg

子供室

20143952.jpg

ロフト

ウッドデッキ

CIMG4033.jpg

ウッドデッキが完成しました。階段の踊り場から出るため、地面から120cm程度上がっているのが特徴で、洗濯物にも日が当たりやすくなっています。

外回り確認

CIMG3946.jpg

CIMG3953.jpg

足場を解体する前に、屋根、雨樋、外壁の最終確認をしました。

外壁工事

CIMG3960.jpg

外壁仕上げは、漆喰などの無機素材を原料とした塗り壁材です。コテで仕上げてあるので近くで見ると味わいがあります。

CIMG3959.jpg

軒裏などの木部にも、木材の保護塗料を塗ります。

造作家具

CIMG3849.jpg


CIMG3850.jpg

キッチン背面には幅260cmの造り付け食器棚があります。カウンターや箱部分は、無垢の桧材や杉材で大工が作り、扉や抽斗は家具職人が作ります。

ラス網

CIMG3590.jpg


外壁の仕上げは漆喰系の左官仕上げで、下地はラスモルタルです。モルタルの下地として防水紙付きのラス網を張りますが、モルタルにひび割れが起こらないように重ねを十分に取ります。

縦胴縁

CIMG3574.jpg

断熱材の外に胴縁を打ちました。胴縁は外壁下地の役割を果たすとともに、外壁部分の通気を確保する役割も担っています。

電気配線工事

CIMG3491.jpg

壁や天井を石膏ボードで塞ぐ前に、電気の配線工事を行っていきます。特に外壁工事前に、換気扇等のスリーブ位置を確定します。


18141737.jpg

小屋裏に換気ボックスとエアオープナーを取り付けました。
夏はオープナーを開いて暖まって上昇してきた空気を排出し、冬はオープナーを閉じて暖かい空気の循環を作ります。

断熱材施工

CIMG3271.jpg


CIMG3340.jpg


断熱材の施工が始まりました。
外側はアルミ箔で太陽熱を遮熱し、内側はダイヤ型に成形して空気層を作るエアサイクル専用の断熱材です。

金物検査

CIMG3147.jpg


CIMG3166.jpg


接合金物の検査を行いました。木組みを補強する金物は、種類によって強度が決まっており、金物と木組みの組み合わせで必要な強度を確保します。
種類と場所はもちろん、ビスの本数や取りつけ方なども基準に合っているか全数チェックし、写真を撮ります。

上棟

CIMG3027.jpg

上棟を迎えました。上棟には各現場の棟梁たちが集まります。普段は別々の現場にいますが、長い間一緒にやってきている仲間なので息はぴったりです。

CIMG3029.jpg

CIMG3035.jpg

CIMG3039.jpg

CIMG3041.jpg

垂木の上に野地板(構造用面材)を施工し、断熱材を張りました。通気層を確保し、最後に野地板を張って上棟も無事終了です。

土台敷き

CIMG2899.jpg

上棟前に敷く土台は、上部構造すべてに影響してしまうので、レベルを確認してミリ単位で高さ調整を行います。
土台には、耐久性のあるヒノキを使用しています。

立上りコンクリート打設

CIMG2775.jpg

CIMG2774.jpg

底盤コンクリートに続き、立ち上がり部分のコンクリートを打設します。
基礎の内側で断熱を行う基礎断熱を採用しているため、型枠を組んで断熱材を枠内にセットします。

底盤コンクリート打設

CIMG2752.jpg


コンクリートをバイブレータで振動を与えながら流し込んでいきます。振動を与えることによって、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。
最後はコテで綺麗に均します。

配筋検査

13141923.jpg


13141914.jpg

基礎コンクリートを打設する前に、鉄筋が図面通りに施工されているかをチェックする配筋検査を行います。
この検査は基礎の耐久性に影響する非常に重要な検査で、項目ごとに細かくチェックします。

遣り方・根切り

DSC_7788.jpg


DSC_7791.jpg

基礎の外周に水杭や水貫と呼ばれる木枠を設けて、高さや水平位置の基準を取ることを遣り方といいます。
それを基に、基礎形状に合わせて地面を掘削していくことを根切りといいます。