事例紹介

MRT邸

鎌倉の閑静な住宅街、地下車庫付きの土地の購入を検討されている段階で、ご相談いただきました。大きな敷地を2つに分割して販売されるため、1区画はそれほど大きくありません。地下車庫はどうするのか、地下車庫以外の部分で希望の建物は建てられるのか?費用も含めてなかなか判断が難しい敷地でしたので、アドバスにより購入する決断ができたとのことでした。特に高低差のある土地などは、購入前にご相談いただいたほうが良いです。
地下車庫については、再利用することを検討しましたが、風致地区の規制等の問題で、屋根部分を取り払い、オープンな駐車場として利用する計画となりました。
建物はnichi-nichi-kaのLO-Cover.、延床面積22.5坪に、3人のご家族とワンちゃん、猫ちゃんが同居するコンパクト住まいです。玄関を入るとタイル張りの土間空間に、LDKが仕切りなくつながります。1,2階ともになるべく空間を細かく仕切らずに、面積以上の広さを感じられる住まいとしています。

縦胴縁

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外壁の下地になる縦胴縁を施工しました。縦胴縁の厚み分が通気層になるため、外壁表面の熱を伝えない作用と、万が一雨水が侵入した時に二重防水の役目を果たします。

透湿防水シート

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透湿防水シートとは、中からの湿気は通しますが、外からの水は通さない効果があります。これにより、結露を防ぎ、木材や断熱材を乾燥した状態に保つことが出来ます。

モイス

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モイスは、有害物質であるホルムアルデヒトやシックハウスを吸着するだけでなく、耐震性も優れています。

断熱材(ネオマフォーム)

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このお宅は外張り断熱工法を採用しています。外張り断熱工法は、建物を外から断熱材で包み込むので、充填断熱工法と比べても気密性が高いことが特徴です。
断熱材はネオマフォームを使っていて、薄い厚さでも高い断熱性能を発揮するので当社でも多く採用しています。

ダイライト

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ダイライト施工中です。ダイライトのメリットは主に以下の通りです。


・地震に強い
・火災に強い
・透湿性がある
・シロアリに強い
・腐りにくい

金物検査

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接合金物の社内検査を行います。補強金物は種類によって強度が決まっており、仕口と金物の組み合わせで必要な強度を確保します。 種類と場所はもちろん、ビスの本数や取りつけ方なども基準に合っているか全数チェックしています。 社内チェックの後、外部の検査機関の検査を受けます。

丹沢の桧

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神奈川エコハウスは、構造材に神奈川県産の木材を使っています。
地産地消によるメリットとして、県産材の需要が増加すれば林業が活性化し、地域経済が多少なりとも潤うことが挙げられます。そして、木材を輸送するためのエネルギーを大幅に削減することができます。また、伐期を迎えた木を切ることで山の荒廃を防ぎ、洪水などの自然災害が起こりにくくなる等、環境面での貢献も小さくありません。

上棟

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いよいよ上棟です。上棟とは棟(屋根のてっぺん)まで作り上げることです。この日は各現場から大工が集まって作業を進めます。昔から一緒にやっている仲間なので意思疎通がしっかりしていてその光景は圧巻です。

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断熱材の上に敷いた垂れ木の幅が空気層となります。湿気を含むと断熱材は性能が落ちてしまいますので、湿気を排出する役割を持つ空気層は重要です。

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このお宅は遮音材であるビルボードを設置しています。雨の音などを軽減させる効果があります。
この日は天候にも恵まれ無事に終えることが出来ました。

排水管

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基礎の完成後、先行配管と言って、排水管を敷地周辺に埋設し、基礎内部にも設置します。 排水には「汚水」「雑排水」「雨水」があり、地域によって異なりますが、排水管はこれらの各排水を単独、または合流かして公共下水道管等へ放流します。

コンクリート打設

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基礎の底版部分のコンクリートの打設が完了しました。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。その後、型枠部分にもコンクリートを流し込みます。

配筋検査

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基礎の鉄筋が図面通りに正しく配置されているかを確認する検査です。 鉄筋の間隔、鉄筋径、かぶり厚さ、立上り筋の高さ、緊結の状態、ボルトの数が正しいか等、現場監督が一つ一つチェックしていきます。

地縄張り

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地縄張りは、建築工事における最初の作業です。これから建築する建物の位置に縄を張り、それを元に作業を進めていきます。