事例紹介

KKN邸

当社との出会いは、お子さんが「海の近く」というフリーマガジンに掲載された当社のコンセプトハウスの写真を見て、大変気に入っていただいたことです。実際にコンセプトハウスに訪れ、「あの写真はこの場所からか!」と納得した表情が印象的でした。
訪問からしばらく経ち、お住まいの近くで良さそうな土地が出たので見てほしいとのご依頼があり、具体的な計画がスタートしました。
木のインテリアがお好みのご家族が選んだのは「nichi-nichi-ka LO-CO ver.」
1階は、LDKと洗面・風呂・トイレを配置、2階は寝室とフスマで簡易的に仕切られた2人のお子さんの部屋、家族で共有するホールが中央に配置されています。
このお宅の特徴は潔いシンプルさと言えます。間取りも細かく仕切らずシンプルで、内部の造りも家具などをあまり造り込まない計画になっています。住む人も造り込まない状態から暮らすことは、将来的なイメージがないと不安になり、住む人の暮らす力も必要になります。LO-CO ver.の基本はシンプルな空間を住む人の感性で自由にアレンジしながら住みこなしていくことですが、そのコンセプトを理解し暮らす力を備えたご家族と言えそうなので心配はありません。完成後の成長が楽しみなお宅です。

仕上工事

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完成に向けて仕上工事が進んでいます。内装は、間取りをあまり仕切らないシンプルな内装です。

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木製の手すりのベランダです。

木工事

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内部工事も順調に進んでいます。こちらは洗面台の造作ですが、木材を現しているデザインです。

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屋根の破風板、軒裏もスギの木目がきれいです。そのままでは紫外線や水分の影響を受け、腐食などが発生するので木材を保護する塗料を塗ります。

ラス張り

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外壁の仕様はモルタルになるのでラスを設置します。『ラス』はモルタルを付着させるために用いる金属でできた網状のものです。

耐力面材施工

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耐力壁とは、地震や台風に対して水平荷重に対して効力を持っている壁のことです。耐力壁は、斜めの筋交いを入れる場合と耐力面材というボードを張って強度を高める方法があります。こちらの現場では、ハイベストウッドという耐力面材を全面に張り、筋交いで部分的に補強をしています。これらの組み合わせは、防火認定の種類と構造計算で決まってきます。

金物検査

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木造軸組み工法では接合部の強度が大変重要です。金物の種類、位置、ビスの打ち方などすべてチェックします。自社のチェックの他に第三者機関による中間検査も行われます。


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ドイツ ビルシュタイン社のオイルダンパーを組み込んだ高性能制振装置を採用し、耐震性を高めています。

上棟

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いよいよ上棟です。まずは一階の柱を建て、二階の梁を組んでいきます。いつものメンバーの大工たちが組み立て作業を行っていきます。安全に注意しながら
抜群のチームワークでスピーディに組みあがっていきます。

基礎完成

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建物を支える大事な基礎の工事が完了しました。地中梁で強度を保つことで、基礎内部の立上り部分を独立型形状にすることが可能となり、通気性とメンテナンス性が格段にアップします。

基礎断熱

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建物を支える基礎が完成しました。神奈川エコハウスは主に基礎断熱を採用しています。基礎断熱とは、基礎の底辺と外周の内側に沿って断熱材を貼ることで、断熱ラインを造り、床下と室内の温度を同じに保つことができます。メリットとしては、家全体の気密性が確保しやすいことと、床断熱に比べ施工が比較的簡単な点が挙げられます。

コンクリート打設

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コンクリート打設が完了しました。ポンプ車で生コンクリートを型枠の中に流し込みますが、流し込みの際、バイブレーターで生コンを撹拌します。バイブレータで振動を与えることで、隅々までしっかりとコンクリートが充填されます。

捨てコンクリート

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根切が終わり、砕石転圧、防湿シート敷きを行い、その上から捨コンを打設します。
捨コンクリート(通称:捨てコン)の役割は、防湿シートの保護や、基準となる平らな面ができることで、型枠の精度も良くなります。

地縄張り

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地縄張りは、建築工事における最初の作業です。これから建築する建物の位置を確認するために地面に縄を張り、それを元に作業を進めていきます。地鎮祭が行われる場合は、お施主様と一緒に建物の位置を確認します。