学生時代から家内と、そして結婚してから家族と通った街。定年後の終の棲家になるなんて終ぞ考えていなかったが、とても素敵なご縁があって良い場所に巡り会えた。駅から近いのに緑に囲まれ、鳥の声と風の音しか聞こえない。
折角の環境である。家については土地と気象を知っている地元の方に頼むことは暗黙の了解だった。ネットや本でいくつか調べて建築事務所回りを始めたが、ポイントは湿気対策と自然の木の家で、和室、茶室を作れること。
天然木の香りと漆喰の素敵なモデルハウスを見学し、一も二もなくエコハウスさんに決めさせて頂いた。地元神奈川県産の無垢材と漆喰、そしてエアサイクルシステム。生涯安心して暮らせる家になると確信した。
会社の実力は完成事例で充分信頼できていたものの、打ち合わせの中で益々確固たるものとなった。素晴らしい実績があるにも関わらず、素人の我々の意見に丁寧に謙虚に耳を傾けて、決して押しつけることのない建築士さんとの打ち合わせは楽しかった。
いざ着工となり、丁寧な基礎工事、専属大工さん達が一丸となって息を合わせた上棟の日は忘れられない。そして何よりも、じっくりと丁寧にこんな立派な無垢材と漆喰の家を黙々と一人で建て続けた大工さん、現場を何カ所も回り詳細な点まで確認を怠らない監督、関わって頂いた全ての方達に感謝したい。
皆さんに共通して言えることは、プロ意識を持って着実に丁寧に仕事をこなし、そして皆穏やかで余裕があることだ。完成後も嬉しそうに眺めてくれる皆さんを見ると、本当にエコハウスさんに御願いして良かったと思う。
我々の願いを叶えてくれた終の棲家は、きっとこれからの人生を豊かにしてくれることだろう。

