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2020.02.07 / 建築と住まいの話

横浜・保土ヶ谷A邸 建築にまつわる話

「横浜市保土ヶ谷区A邸」は期間限定モデルハウスとして、約2ヶ月お借りしている住宅ですが、今週末に、外構がほぼ完成した状態で完成見学会を行います。昨年12月の見学会前に書いたブログで、この家の見どころを紹介しましたので、そちらも併せてお読みください。

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住宅を建てる前の話としては、土地購入に際して当社が候補地を見てアドバイスを行い(勉強会では土地探しのポイントもレクチャー)、お施主様が安心して土地を決められました。
住宅の見どころとしては、建て主のライフスタイルに合わせた「初めにシャワーと着替えを済ませる家」でありながら、建て主以外の人が住んでも違和感なく暮らすことができそうな、普遍性の高い間取りです。だから自分たちの家づくりの参考にするには、もってこいの見学会だと思います(笑)

そして今回、外構がほぼ形になりました。前回までは敷地に家だけが建っている状態で、外から見た感じはイマイチだったと思いますが、今回は外からも「ここでの暮らし」がイメージしやすくなっています。

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住宅にとって外構は切っても切り離せないものですが、現実には土地にお金がかかり、家にお金がかかり、外構に予算が回せないというケースはあります。しかし「家が立派でも、外構が貧弱だと家の印象まで悪くなってしまう」という例を見かけます。家は内側だけで完結している訳ではなく、庭との関係、道路との関係、近所との関係も非常に大切だということの現れですね。
この家の外構を手掛けたのは、「庭・ふじ木」の藤木さん。当社のコンセプトハウスをはじめ、数々の家で外構工事や造園をお願いしている庭師です。引越し後に外構工事が始まったり、1年後に外構が完成することもあるため、完成見学会に外構が間に合うことは稀です。ぜひこの貴重な機会を逃さないでください(笑)

最後に、私と建て主Aさんの関係について。2人は社会人サッカーチームで12年間一緒に戦ったチームメイトです。チームの母体は、私が所属していた大学のサッカー同好会のOBチームでしたが、やがて高校や職場の先輩・後輩などに輪が広がって、次第にバラエティ豊かな集団になっていきました。

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昇格翌年の東京都1部最終戦/私の引退試合

チームは東京都社会人リーグ2部に属し、活動は日曜日の公式戦か練習試合だけで、当時は「3部に落ちない」ことが目標のような感じでした。何年か後にやる気満々の男がキャプテンに就任すると、「1部昇格」を目標に掲げて練習試合も強豪とのマッチメイクが増え、選手も集めるようになって、次第に強くなっていきます。Aさんはシュートの上手いフォワード、私はボランチが主戦場でした。
東京都2部は3ブロックあって、各ブロックで優勝しないと1部に昇格できなかったのですが、3年連続での2位を経て、遂に1部昇格を果たした時は本当に嬉しかったです。私はもう36歳になっていて出場選手最年長。晩年は老体にムチ打って、右サイドバックをやっていました(笑)
Aさんとは大学も年齢も違いますが、1997年4月の同期入団ということで、浅からぬ縁があったと思います。頼れる点取り屋と頼れるボランチ。ピッチでの信頼関係が今回の家づくりに繋がりました。

岸 未希亜

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