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2019.12.04 / 建築と住まいの話

横浜・保土ヶ谷A邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「横浜市保土ヶ谷区A邸」の見どころを紹介します。

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横浜市は平地が少ないため、土地を探していても、坂道に面した敷地、道路や隣地と高低差のある敷地などが多く見られます。建物以外に必要な費用、建築の際に障害となること、擁壁の耐久性に不安がある等、素人判断では土地購入も難しい面があると思います。
建て主のA様は、当社で家づくりすることを決めてから土地探しを具体化させたので、この不安をかなり解消できたはずです。最初の候補地だった三ツ沢の土地は、隣地との高低差が大きく、古い擁壁の上に応急処置的な擁壁を造ったような所で、お勧めしませんでした。そして今回の敷地は、道路より1.5mぐらい高いため、概算の外構費を確認してもらい、総予算を把握した上での土地購入でした。

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A様が初めて当社に来られたのは今から4年前の2015年8月。完成見学会やオーナー住居訪問ツアーに参加され、毎月開催される「住まいの教室」にも皆勤して、熱心に家づくりの勉強を重ねました。土地の決定=プラン作成までに3年4ヶ月を要しましたが、ばっちり啓蒙活動は終わっていたので、プラン決定まではスムーズでした(笑)

それでは、見どころを箇条書きします。
<その1:建て主以外でも暮らしを思い浮かべられる、スタンダードな空間>

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日当りのよい南道路なので、素直な間取り(理想的な間取り)を敷地に落とし込みました。オーソドックスな間取りとうことは、より多くの人が共感できるということです。この家を見た時、「あっ、私もここに住みたいな」と感じてもらえるはずです。

<その2:床面積30坪を切るとは思えない、豊かな空間>

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リビング・ダイニングの広さは13帖程度ですが、オープンな対面キッチン、小上がりの和室、3帖サイズの吹抜けがあって、平面的にも立体的にも広がりを感じます。寝室、子供室、書斎コーナー、2つのWICもあって、「うそっ、これで30坪なの?」と言ってしまうでしょう。

<その3:軒の水平ラインがシャープで、高さを抑えた佇まいの良い外観>

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総2階の家だと2階は屋根があって軒を出せますが、1階に屋根がありません。1階リビングの窓は大きいので、日射しを遮る屋根や庇は必要です。2階を小さく造り、1階を少し大きくして、下屋がリビング窓の庇になるのが理想的。そうすれば陰影が生まれて、見た目にも美しくなります。

<その4:初めにシャワーと着替えを済ませる家>
私がこの家に名付けたタイトルです。ご主人はスポーツマンで、今でもジョギングを欠かしません。走って帰って来た時、そして仕事から帰った時も、まずウォークインクローゼットで着替えを用意し、シャワーを浴びてさっぱりできるように、玄関と水回りを近付けた間取りになっています。
これは写真では伝えられないので、ぜひ現地で確認してみてください。「ウチもこうしたいな」と影響される可能性、大です(笑)

岸 未希亜

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