1月26日（日）に小田原市H邸の完成見学会が開催されます。
この家の見どころは、玄関土間と続く「リビング土間」の空間と「古材利用」をしている事です。
尚、現在、リビング土間は仕上げ工事がまだ終わっていないので、乞うご期待です。
今回は、古材利用について一部を紹介致します。
お施主様は、移築再生された築100年以上の古民家を相続され、建て替え移住をする計画をしておりました。
建物の中には、そのまま解体して捨ててしまうのはもったいない使える木材や建具がたくさんあり、出来るだけ新築に取り入れたいとご希望され、当社の大工が取り外して保管、加工、取付けをしています。
こちらは、書院と座敷にあった障子です。現代では、細い障子の桟を作ることが難しく、細かい貴重な組子です。
座敷にあった床柱で、コクタンという高級な木材でした。新築の床柱に利用し、彫られていた部分を埋木しています。
床板で使われていた松材です。反りがありましたので、一度削って再利用しています。
玄関土間の式台と框に使われていた欅材です。式台はそのまま、框は加工して取り付けています。
他にもたくさん利活用をしています。
古材や古建具を設計に導入し、施工することは正直、難易度が高いです。
ですが、当社は木造住宅を専門に実績を積み重ね、きれいに見せる術や加工が出来る技術力がありますし、何よりもみんな伝統的な建築が好きで凝ってしまいます。
出来上がりは、普段の新築や和風の建物とは、一味違った雰囲気となっておりますので、是非ご覧ください。
より詳しい情報や予約は、こちらのイベント情報をご覧ください。
また、お電話でのお申込みも受け付けております。（フリーダイヤル0120-28-0054）
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