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2019.11.04 / 建築と住まいの話

お施主様に演技指導

今年1月に書いた「コンテストの審査員」というブログで、「エアサイクルの家・デザインフォトコンテスト」のことを紹介しました。その審査結果について報告するのをすっかり忘れていましたので、ここでお伝えします。

まず、総合部門・最優秀賞作品は、愛知県・岩橋建築の「アウトドア好き家族の土間リビングと薪ストーブのある家」でした。同社は設計事務所とコラボして、外壁がガルバリウム鋼板のガレージハウスなど、男性好みの格好良い家をつくる工務店で、コンテストの常連です。
総合部門・優秀賞作品は、福井県・みどり建設の「大野の自然を楽しむ家」です。内観部門の優秀賞作品は、宮崎県・住環境工房SHIDAの「残したい思いつなぐ家族の家」です。そして外観部門の優秀賞作品は、神奈川エコハウスの「二世帯のセミコートハウス」が受賞しました。

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審査員を務めていた私が、神奈川エコハウスの作品を自薦した訳ではありませんよ。私に気を遣ったのか、中西ヒロツグさんが選んでくれました(笑)

選ばれた4作品は副賞(ご褒美)として、「エアサイクルニュース」という広報誌の中の「エアサイクルの暮らし」という特集ページで紹介してもらえます。1番目に掲載された最優秀作品の特集ページはこんな感じでした。

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家も格好いいのですが、登場人物も格好良く映っていて、雑誌の1ページのようです。

そして今回、神奈川エコハウスの番が回って来ました。「二世帯のセミコートハウス」は昨年、写真家の山田さんに撮影してもらっていますが、今回は人物を中心にした撮影ということで、また違った写真が見られるのを楽しみに取材に同行しました。

まずは、デッキとバルコニーに出てもらって、上下で会話をするシーン。続けて1階にある親世帯のリビングとデッキで家族の団らんシーン。そして2階LDKでも同じように団らんシーンを撮りました。お施主様は取材スタッフ(ライター&カメラマン)の演出、演技指導を受けながら、テレビドラマのワンシーンを撮るような感じでした。

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撮影が終わると、最後は記事を書くためのインタビューです。神奈川エコハウスで家を建てることになった経緯とか、家を建てる際の要望とか、暮らしてみての感想などを質問していました。

「初め住宅展示場に行ったんですけど、自社の長所を2時間ぐらい説明されたり、営業マンがしつこくて疲れちゃって・・・」「そんな時にエコハウスのモデルハウスがあると知って行ってみたら、全然違っていたので・・・」なんて話をしていました。
実際に暮らしてみての感想については、「家にいる時間がすごく長くなりました」「家事動線がよくて本当に使いやすい」「夏は窓を開けると風が通り抜けるので、エアコンもほとんど使わない」といったコメントが耳に入りました。どれも設計者冥利につきる嬉しい言葉で、私も胸をなで下ろしました(笑)

誌面の出来上がりがとても楽しみです。手元に届いたら、ご報告します。

岸 未希亜

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