アースハウスの完成見学会が無い時期に「お住まい拝見」を実施していることは、先日もブログに書いたばかりです。オーナーが実際に暮らしている住居を訪問するということで、これまでは何度も見学会に来られている方や、具体的な相談に進んでいる方に声を掛けて来ました。

しかし今回は、コンセプトハウスか完成見学会に来たことがあり、アンケートを記入された方は参加可能という形にして、ホームページの「イベント案内」にも掲載しましたので、希望者はぜひご参加ください。つまり、これから10/16までにコンセプトハウスを見学すれば、18日の「お住まい拝見」にも参加できます。

見学する家は、葉山町にある「吹抜けと壁面本棚が上下階を一つにする、妻入り瓦葺きの家」です。
外観は伝統的な町屋から着想を得ました。外壁は焼杉板張りと左官仕上げを組み合わせ、屋根は和瓦(いぶし瓦)葺きです。パッシブデザイン的には南側に軒を出すのがセオリーですが、切妻屋根のシンメトリーの美しさを強調し、鬼瓦や袖瓦を見せられる「妻入り」の家にしました。

建物は間口よりも奥行きがやや深いため、2階中央に吹抜けを設けて家全体に光が回るようにしました。2階南面に家族共用のワークスペースがあって、在宅ワークや遊び場としてフレキシブルに使います。吹抜けを挟んで1階から2階まで連続する本棚も迫力満点です。

玄関が広い土間になっていて、かつ居住空間の一部なので、玄関戸を開けると家の中は丸見えです。時には玄関土間だけ空間を分けられるように、引戸で区画できるようにしましたが、その引戸が味わいのある古建具になっています。欄間にも古建具を入れているので、その凝ったデザインを楽しむことができます。

建物の解説を幾つかしましたが、「お住まい拝見」の最大の魅力は、家を建てた人の話が聞けることです。
・どうして神奈川エコハウスを選んだのですか?
・現場の進め方や大工さんの仕事はどうでしたか?
・住んでみて、夏の暑さや冬の寒さはどうですか?
建て主に聞いてみたいことがいろいろあると思いますので、それには絶好の機会です。
葉山の家は建て替えだったので土地があり、建て主の熱心さが人並み以上だったため、検討期間も長かったのが特徴です。
2023年8月に初めて来社されて9月に現地を確認。完成見学会やお住まい拝見に参加され、土地を半分に分ける際の相談等を経て、翌年の6月にプラン申込みがありました。2度のプラン提案を行い、細部や見積り等の打合せを重ねて約5ヶ月後に契約し、その9ヶ月後に家が完成しました。最初の顔合わせからちょうど2年が経過しており、長く時間をかけた家づくりだったと思います。

当社のスタンダードを基本としながらも、比較的珍しい要望を数多く取り入れているので、建物を見れば建て主のこだわりは一目瞭然。現地で質問をすれば、家づくりへの熱い思いを聞くことができるはずです(笑)
岸 未希亜
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