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2026.02.25 / 建築と住まいの話

藤沢T邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「藤沢市T邸」の見どころを紹介します。

建て主が初めて当社の完成見学会に来られたのは2023年4月でした。職場が流動的なこともあってまだ建設予定地域も決まっていませんでしたが、その後も見学会や「お住まい拝見」に参加されて、当社との距離を近付けていったように思います。お会いした直後には2人目のお子様が生まれ、奥様の転職が決まるのと同時期にこの土地が見つかりました。

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奥様は平屋を希望されていましたが、保育園を移るのは現実的ではないため、現在の住まいの近くで平屋を建てることは半ば諦めていました。ところが、平屋を建築可能な77坪の土地が近くで見つかったのです。敷地は東接道の旗竿地で、低層集合住宅が建っている敷地に南西2面で接し、西側は集合住宅の駐車場なので視界が開けます。隣地が一段低いため、目の前の3階建ては2階建て相当に感じられます。

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矩形(四角形)平面だと集合住宅からの視線が気になるのと、南庭の奥行きが浅くなるため、L型平面の建物にしました。また南方向にも隣地の駐車場があるので、「2階から江の島が見えそうだ」ということに建て主が気付き、平屋の上に小さな2階を載せています。そして小さな2階を普通の階高で造ると不格好になるため、2階の床面を低くし、階高も抑えて「越屋根」のように見える2階にしました。

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平屋は廊下が長くなりがちですが、玄関からLDKへの短い廊下が水回りへの動線となり、家族共用のウォークインクローゼットが裏動線を兼ねているので、廊下は子供部屋の前にある2帖程度。この無駄の無い間取りも参考になるポイントです。洗面室には造作洗面台、作業台、洗濯機、ガス乾燥機が収まって室内干しも可能です。そして子供室の前にある廊下の端部には2つ目の洗面台を設けました。

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LDKはL字平面の構成です。庭に正対して床座のリビングを造り、南側に突き出した部分にダイニング、その北側にキッチンを設け、全体で18帖弱の広がりがあります。

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キッチンは壁向き型ですが、リビング側に下を両面収納にした広い作業台を造り、作業台とダイニングテーブルを一直線に並べました。ダイニング周りにも扉付きの収納とデスクカウンター、ベンチを兼ねた床下エアコンボックスがあって、長居したくなる場所の一つになっています。

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2階は「江の島を望む」畳敷きの展望台を南側に配し、北側には子供たちの学習スペース、西側には引戸で区画された在宅ワークスペース(書斎)を設けました。歩いて入れる床続きのロフトもあって便利です。

この家は、LDKはもちろん寝室や水回りも1階にあるので、基本的な生活は1階で完結します。2階にスタディスペースこそありますが、「ほぼ平屋の家」と呼べるでしょう。「ほぼ平屋」に興味のある方は、ぜひご覧になってください。


岸 未希亜

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