年始から休まず働いたので(笑)、「春休み」ということにして家族で沖縄に行って来ました。数年前にも沖縄に行ったつもりでしたが、後で調べてみると10年ぶりの沖縄ということで私自身もびっくりです。その時は八重山諸島(石垣島・竹富島・小浜島)に行ったので、沖縄本島を訪れるのは十数年ぶりでした。
国内線は羽田空港から発つのが一般的ですが、LCCのジェットスターを利用したので、成田空港発の飛行機に乗りました。まだ暗いうちに家を出て、空港近くの駐車場に車を預けて小型バスで空港へ。ターミナルで朝食を済ませて8:25に出発。那覇空港までは2時間半かかるので、機内では読書が捗(はかど)りました。2023年末ぐらいから藤沢周平を読み始めて30数冊になり、この時は「三屋清左衛門残日録」でした(笑)
那覇空港に着くと、レンタカー会社の送迎バスに乗ってレンタカー店へ移動。沖縄は電車が無いのでレンタカーを利用する観光客が多く、同時に8組ぐらいの人が車を借りていました。
最初に訪れたのはA&W牧港店です。「A&W」はカリフォルニア生まれのハンバーガーショップで、昭和38年に日本初のファストフード店としてオープンしました。店構えがアメリカ的で、それが沖縄らしくて観光客にも人気です。14時前でしたが席は全て埋まっていて、カウンターには長い列が出来ていました。
一番人気はモッツァバーガーで妻と娘はそれを選び、私はビッガーチーズバーガーを食べました。
そこから高速道路に入って本島を縦断し、北西部の本部半島のすぐ西にある瀬底島(せそこじま)へ行きました。本島から僅かに離れた小さな島ですが、瀬底大橋で結ばれていて車で乗り入れできます。
島にある瀬底ビーチに面して、ヒルトン沖縄瀬底リゾートと、ザ・ビーチリゾート瀬底・ヒルトンクラブがあり、私たちはそこに泊まりました。
室内はとても綺麗でバスルームも豪華。1LDKのような造りで、キッチンには食器や包丁なども完備されています。窓・バルコニーからの景色も文字通りのオーシャンビューでした。
本部町には、有名な沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館があります。
ジンベエザメやマンタが泳ぐ巨大な水槽「黒潮の海」が有名で、マンタが腹を見せて泳ぐ様は迫力満点でした。
ジンベエザメの「ジンタ」は30年も飼育されていて、世界最長飼育記録を更新中だそうです。
イルカショーはどこの水族館でも行われていると思いますが、ショータイムには大勢の観客が集まり、立ち見客で鈴なり状態でした。
家族で美ら海水族館に来るのは16年半ぶり2度目。次女が生まれる直前の2008年だったので、長女は4歳、私もまだ36歳。とても若かったです(笑)
美ら海水族館を出た後は名護市内へ移動し、SNSで調べたお店を幾つか回りました。
明日の朝食にするパンを買うため、Pain de Kaito(パン・ド・カイト)というパン屋に行きました。フランスのパン屋をイメージしたという店内はお洒落で、パンはどれも美味しそうで何にするか迷いました。
LaLa parfait(ララパフェ)というカフェではパフェやホットサンドが食べられます。妻と娘は一番人気の紅芋&さつま芋のパフェ、そしていちごブリュレを選びました。私が食べたスイーツ揚げサンドの「紅芋&さつま芋」は、美味しかったのはもちろん、見た目もインパクトがあって写真映えします。ホットサンドも2つ頼んで遅い昼ご飯も兼ねました。
そして最後は、朝食や昼食の食材、飲み物等の買い出しのためにスーパーへ。
次の日は、娘たち2人が瀬底ビーチでバナナボートなどのマリンスポーツを楽しんでいる間に、妻は昼ご飯を作り、私はちょっとだけ仕事をしました。
そして戻ってきた娘とホテルの室内プールで歩いたり泳いだり、軽く運動してから部屋で昼食。
朝食は昨日買ったパンの他、コンビーフや目玉焼きなどがあって豪華でした。
夜は名護市内の焼き肉店「島豚七輪焼 満味」へ行って夕食。
厚切りタン、肩ロース、トントロ、かしらの他、石焼ビビンバも食べました。ビールはもちろんオリオンビールです。
3月も半ば過ぎでしたが、曇りや雨の日が多く、風も強くて思ったよりも寒い日々でした。そんな訳でビーチリゾートでありながら部屋でのんびり過ごしたり、町に出掛ける休暇でしたが、最終日は幾つか観光地を回ったので続編をお届けします(つづく)
岸 未希亜