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2025.03.06 / 建築と住まいの話

鎌倉T邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「鎌倉市T邸」の見どころを紹介します。

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建設地は鎌倉らしい谷戸の地形で、敷地の北側は1軒の家を挟んで小さな山(崖地)が迫っているため、崖に対する敷地の安全性についても検討しました。道路を挟んだ南側も崖地ですが、向かい側に家が無くて草木が見えるのは得がたい好条件です。南面の窓を大きくしても、視線はあまり気になりません。

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建て主は子供1人の3人家族ということもあり、1人1部屋の個室があります。ウォークインクローゼットではなく各室にクローゼットを設けているのも特徴です。
個室3室を南側に並べて、北側にはご主人の書斎、洗面+作業台のある室内物干場を設けました。

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リビング・ダイニングは柱を隠して2階の床組みを現わしにしました。弊社nichi-nichi-kaのLO-COシリーズでお馴染みの雰囲気です。対面キッチンの腰壁も板張りにして、木質感豊かな空間になっています。
所蔵する数多くのワインを収納するため、キッチンの横には2帖弱のパントリーを設けました。見学会では「ワイン蔵」を実感することはできませんが、この家はその名も「1人1部屋の個室をもつ、ゲストとワインを楽しむ家」なのです。

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1階はLDKの南西側に客間となる和室を設け、L型に雁行した平面で西からの視線を遮りながら庭を囲っています。外壁はカーキ色を濃くしたような特注色の左官仕上げで、周囲の自然に馴染むようなアースカラーにしました。

この住宅は太陽光発電を搭載したZEH住宅であると同時に、太陽熱や地熱を生かすエアサイクル工法を採用。
さらにリンナイ製のハイブリッド給湯器ECO ONE(エコワン)も採用しました。ハイブリッド給湯器とは、高効率のガス給湯器と省エネ性の高い電気給湯器を掛け合わせた給湯器です。エコキュートが70~90度のお湯を貯めるのに対し、エコワンは40~50度で貯めたお湯をガスで沸かして使うため、電気代やガス代が低く抑えられ、環境面にも配慮されていますので、ぜひご注目ください。

岸 未希亜

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創業から52年の実績。自然素材を使った健康住宅で地域に根ざす工務店
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