友人の結婚式に参加しました。
最近は結婚式を挙げない人も多いと言われていますが、私の周りに限ると結婚した人は全員挙げているので、私も今年だけで6回の結婚式に参加することになっています。今回は中学のサッカー部が一緒の友達の結婚式でした。会場は1955年に前川國男氏、坂倉準三氏 、吉村順三氏の共同設計により建てられた国際文化会館です。六本木にあるのですが、緑豊かな庭園を有し、そのおかげで都心にいることを忘れてしまうくらいのひと時を過ごせました。
彼のことを簡単にご紹介させて頂くと、現在都内に住んでいるのですが、今でも毎月のように会っていて、私の結婚式では友人代表のスピーチをお願いしたほどの仲です。商社勤めで海外を飛び回っているので、連絡を取り合う際は「今どこにいるの?」から始まり、返信はというと「今はフランス」「これからアフリカ」「先日日本に帰ってきた」など地元の建築会社に勤めている私からするとなかなか想像ができない環境で過ごしています。
式の当日、私は受付をお願いされたのですが、相方は先日当社で契約を結んで頂いたJ様です。
よく3人で旅行に行きブログでも度々登場するので、ブログをよくご覧になる方にとっては既に「お馴染みの人」になっているかもしれません(笑)当日は晴天だったので挙式は外で行われました。外での挙式は初めてだったのですが、和やかな気持ちの良い雰囲気でした。緑豊かな庭園に相応しい曲と共に新郎登場。私も結婚式を挙げた経験があるのですが、この登場シーンが一番印象に残ります。披露宴ではオープニングムービーから始まり、新郎の挨拶や団らん、写真撮影など、アットホームな雰囲気で進行していきました。私たち中学サッカー部も円卓で思い出話。当時からこんなにも仲の良い集団は他に類をみないと思っていましたが、卒業から15年以上経った今でもかなりの頻度で集まっているので、なかなか珍しいケースかもしれません。話題はJ様が当社で契約したことにもなったので、「じゃあサッカー部のメンバーで集まってホームパーティーをしよう!」という会話の流れにもなりました。 そして司会の方から突如、「ここで新郎ご指名の方にサプライズで友人代表スピーチを行ってもらいます!」とアナウンスがあったのですが、受付を終えその日の任務をやり切ったつもりで私はいたので、「新郎友人代表は下平雄介さんです!スピーチをお願いします!」と名前を呼ばれた時のあの絶望感は今でも忘れられません。突然の指名にしては「まずまず」と言った感じの出来でしたが、スピーチをすることは全く想定していなかったので、あのエピソードを入れたらもっと盛り上がったんじゃないか等、後からひとりで反省会をしていました(笑)
5年前に「大阪旅行」のブログを書き、その際に友人がフランスに駐在に行くということを書かせてもらいましたが、新婦との出会いはそのフランスでとのことだったので、時の流れを感じます。実は私の妻も商社勤務で、彼が開いてくれたパーティーで知り合い結婚にまで至りましたが、妻と新婦とは同じ小学校出身(学年は一つ違い)という不思議な縁も感じます。結婚式の翌週にはその「いつもの3人」と奥様の計6人(+我が娘)でBBQもしてきました。6人で集まることも徐々に増えてきたので、J様宅で集まることは勿論、どこになるかはわかりませんが、いつか彼の駐在先に夫婦同士で集まり彼にその国を案内してもらうという計画を密かに企てています(笑)
神奈川エコハウス 下平雄介