ブログ

2023.09.12 / お知らせ

イベント復活!神奈川の木をめぐる見学会

当社は2000年から「神奈川の木で家をつくる会」を主宰し、伐採見学や製材所見学等、神奈川の木に親しむ見学会やバスツアーを開催してきました。コロナウィルスの蔓延から多くの人が集まるイベントは控えてきましたが、この度 皆様に集まっていただくイベントの復活第1段として9月30日(土)「神奈川の木をめぐる見学会」を開催いたします。(10:00 現地集合 12:30 現地解散)
今回は、伐採現場と製材所の2ヶ所をご見学いただきます。
DSC00319.jpg

神奈川に豊かな森があることは意外に知られていません。そして、神奈川の森の木を使って家を建てられることをご存じの方はさらに少なくなります。戦後植樹したスギやヒノキは伐採期を迎えており、伐採、植林、育林のサイクルを健全に保つためには、積極的に神奈川の木材を使用することが必要です。基本的に神奈川県では、1本の木を伐採すると1本の木を植林することが義務付けられていて、切りっぱなしというわけではありません。神奈川の木を使っていただくことが、神奈川の森を育てることにつながっていくのです。私たちの住む未来の環境を考えた時に、神奈川の木を使う事は、単に無垢材を使用する、国産材を使用するという以上の意味を持ちます。
CF025125_R.jpg

今回はどれくらいの太さの木を伐採するのかまだわかりませんが、チェーンソウの木を切る音、木が倒れていく音、地面にぶつかった時の音を聞くと、何十年もかけて育てられた木を、家の材料として使わせてもらっているという実感が得られます。そして、この環境を守っていくことの大切さも感じることができると思います。
DSC00328.jpg
昔は「神奈川の木なんて、建築の柱や梁には使えないよ」という建築業者の方もいたようです。弊社が提携している製材所を見ていただくと最新式の製材機で製材される様子や、木材の乾燥機をご覧いただくことができます。そして、グレーディングマシン等で品質の管理もしっかりと行われていることを見ていただくと、神奈川の木を使う事の不安はまったくなくなると思います。何よりも、実際に見ていただくことが一番です。
IMG_5863.jpg

IMG_5879.jpg

神奈川の森や環境、神奈川の木材、伐採や製材の仕事 等々、少しでもご興味のある方はお気軽にご参加ください。
現地集合、現地解散、基本的に屋外のイベントですので、密にもなりにくいイベントです。

今回 イベントにご協力いただく㈱市川屋さんのPR動画も参考にご覧ください。
ご覧いただけるのは、この作業工程の一部です。(プレカットは、場所が異なりますので機械も見ることができません。)
https://www.youtube.com/watch?v=sMP-oF-TbPA&t=81s

スケジュール、詳細確認、お申し込みは、イベントページからお願いいたします。
https://www.k-ecohouse.co.jp/event/2023/post-312.html
※弊社からのバスでのご案内は、道路状況によりなくなりました。

Category
お知らせ
建築と住まいの話
よもやま話
ロコハウス
書籍・メディア掲載
Archeives