今週末に見学会を開催する「平塚市Y邸」の見どころを紹介します。
建て主が当社を訪れたのは、今から2年以上前の2020年2月でした。土地探しと建築会社探しを並行して進められていた建て主は、見学会やお住まい拝見に参加されて当社の家づくりについて十分に理解され、まだ土地が決まる前の段階で当社を選んでくださいました。
土地探しのお手伝いからスタートしましたが、計画地を現在住んでいる藤沢市からご実家に近い平塚市に変更したことや、途中で奥様が出産されたこともあって、延べ1年かけて土地が決まりました。
敷地は、大きな１宅地を開発分譲した７宅地の一つです。分譲地全体の南西角にあるため、南と西は元からある道路と接し、北は開発道路に接する三方道路の珍しい状況です。建物を東側に寄せ、北側にカーポート、南側に庭を残し、西側には来客用カーポートにもなる自転車置場を計画しました。
「床座」の暮らしが自分たちに合うということで、ソファーやダイニングテーブルを置かない「床座リビング」の家になっています。食事も基本は座卓を囲む形ですが、キッチンの対面にダイニングカウンターを造ったので、朝食や夜遅い晩ご飯など、個食をする際には重宝します。
リビングの横にある小上がりの和室は、もう一つの床座リビングです。リビング空間に広がりをもたらすと同時に、襖を閉めれば客人を泊めることもできます。また床座の場合、立っている人が座っている人を見下ろす形になってしまうので、キッチンの床を一段下げることで緩和しました。
2階には家族で共用できる3帖の書斎があります。背面の壁に本棚を造り付けてちょっと囲われた空間になっているので、試験勉強や受験勉強でも問題なく使えそうです。
子供がここで勉強することを想定し、子供部屋はコンパクトな3.75帖×2室にしました。この3.75帖は、最小限の子供部屋としてお勧めのサイズなのですが、実例としてはまだ少ないので、この機会にぜひ体感してもらいたいと思います。
また、1階に音楽室を設けたので、洗面室・浴室も2階にあります。バルコニーが近いので洗濯動線がスムーズですし、WICが目の前なので着替えを用意するにも、洗濯物をしまうにも便利です。
その他にも、既成の洗面台を活かした造作洗面台、3か所に分散した天袋のように使うロフト、自転車のために造った庇屋根など、様々な工夫が用意されています。ぜひご覧ください。
岸 未希亜
.
.
.
-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-
創業から50年の実績。自然素材を使った健康住宅で地域に根ざす工務店
藤沢 鎌倉 茅ヶ崎 湘南 神奈川
新築もリノベーションも、注文住宅の木の家は神奈川エコハウスにご相談ください
木造住宅/和風住宅/和モダン/自然派健康住宅/エアサイクル住宅
