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2022.01.22 / よもやま話

藤沢市M邸(nichi-nichi-ka)を見て

先日会社近くで完成見学会が行われたのですが、多くの方々が来場され、評価も上々でした。私も前日に見学会の準備と気密測定を行うために建物を見たので、今回はその感想を書かせて頂きます。
272138265_4583640801761812_2596034572809470087_n (1).jpg晴天だったとはいえ、冬の真っただ中であるこの日は、気温は最低0度、最高10度と外にいるとかなり肌寒いと感じる日でした。
しかし、私が建物に入ると、暖房なしにも関わらず、温もりを感じる居心地の良さがそこにはあります。フローリング材が杉だったから温かみを感じるのかな、そんなことを思いながら建物内を見てみました。


nichi-nichi-kaのNatural ver であるこの住宅の特徴は、高台にある立地を活かした設計です。南面には1F・2F共に景色を眺めるための広い窓、角にはL型の窓を設けています。そして1Fリビングからそのまま行ける広々としたバルコニー。30年以上の大工経験がある担当大工でさえ「これほど広いバルコニーを造るのは初めて」とのこと。友人を呼んだりして、湘南の海風を浴びながら絶景を眺めBBQをしたら楽しいんだろうな、そんな想像をするだけでこちらもワクワクします。
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272167513_4583640298428529_6678262640618924817_n.jpg通常であれば、窓は断熱性能を下げてしまう要因にもなりますが、断熱性能が高いアルゴンガス入りのペアガラスを使用。建物を覆う断熱材も、外張り方式による最高水準の断熱レベル(G2グレード)なので、建物内は温かく断熱性能をしっかりと保てていると感じました。また、nichi-nichi-kaは、耐震等級が最高値である3なので、構造の点でも心配いりません。
神奈川エコハウスでは、全棟気密測定を行っていますが、このお宅はC値1.0を大きく下回る結果でした。一般的にC値1.0以下であれば高気密住宅と言われていて、当社ではほぼ全ての住宅が1.0以下ではありますが、このお宅は特に優れた数値だと言えます。

そして「ガイドライン付き住宅」を謳っているnichi-nichi-kaですが、所々に造作材もあり、とても個性的で十分すぎるほどのクオリティーに驚きました。
272269318_4596014250524467_5583856614352975548_n.jpg造作キッチン棚です。これだけ棚の数があれば便利ですね。
272103919_4583640335095192_6150001114417743975_n.jpg 造作ベンチです。座りながら外の景色を一望できます。
272192699_4583640688428490_3827541104895649215_n.jpg 造作洗面化粧台です。朝起きて顔を洗う際に窓の光を浴び目が覚めてから一日を始めることが出来ます。


コロナ禍に置いて「湘南バブル」が叫ばれている今日この頃。
都内勤務の方が、在宅勤務になったことを機に「より良い環境で」ということで湘南に移住する方が増えてきています。当社もその影響を受けて、着工棟数も増えてきていますが、nichi-nichi-kaの良さが今後より一層、皆様に伝わればいいなと思いました。

神奈川エコハウス 下平雄介

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