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2021.06.17 / 建築と住まいの話

完成事例を加えました

関東も漸く梅雨入りしましたね。5月下旬から6月上旬に3件の上棟がありましたが、なかなか梅雨に入らなかったので、無事に上棟を迎えることができました。
一方、梅雨入り前に済ませようと5月中旬に企画していた住宅の撮影が、曇天と雨で2度延期になってハラハラしたものの、5月末に無事に完了しました。撮影したのは、昨夏に完成した横浜市青葉区の住宅です。

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この住宅は基本的にはスタンダードな造りですが、幾つか特徴的な部分があります。
その1つ目は、将来を見据えた間取りの可変性です。

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リビングとダイニングの間に建具(または壁)を入れられるようにして、将来はリビングを寝室に変え、生活を1階で完結できるようにしました。ダイニングだけで10帖を確保しているため、「リビング」を失ってもダイニングがリビングの役割を兼ねられます。

2つ目は、断熱材をセルローズファイバーにしたことです。

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当社の標準は外張り断熱で、これには数多くのメリットがあることから採用している訳ですが、「断熱材はセルローズファイバーがいい」と考える方もいますね。そのことで他社を選ばれる方がいる一方、それ以外の部分では当社の家づくりに共感してくださる方もいて、当社でも時々セルローズファイバーを採用しています。今回の建て主も当初から、「断熱材はセルローズファイバーにできますか?」と言っていました。

3つ目は、LDと同等の広さを持つ大きなウッドデッキです。

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建て替え前の家は庭が緑に覆われ、手入れが大変だったということで、「あまり緑を増やしたくない」というネガティブな理由がキッカケでした。打合せを重ねる度に、ウッドデッキが少しずつ大きくなっていった感じです(笑)
しかし敷地いっぱいに広がったデッキは、板塀で囲われ、塀の手前にはベンチもあるので、室内とデッキが大きな一体感を持ちました。

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ご主人は暮らし始めてから、キャンプでお馴染みのタープを使って日影を作り、アウトドアリビングとして積極的に活用しています。お孫さんが来た時にも、デッキは格好の遊び場になります。
道路側には家庭菜園スペースもあり、お仕事を退職したご主人は庭仕事も積極的に楽しんでいます。お会いした時には、「もっと木を植えれば良かった」なんて言っていました(笑)

この住宅は「仮のリビングとアウトドアリビングをもつ家」として、ホームページの「事例紹介>完成物件」に加えました。ぜひご覧ください。

岸 未希亜

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