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2021.06.03 / 建築と住まいの話

お住まい拝見 保土ヶ谷の家

3月末に続き、先月末に今年2回目の「お住まい拝見」を行いました。
前回は小田原や二宮方面で家づくりを検討されている方、そして和の家が好きな方に声を掛けましたが、今回は当社のスタンダードな住宅を見てもらうため、タイムリーに来社された方を中心にお誘いしました。

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拝見したのは、帰宅してすぐに着替えをしたり風呂に入れたりできるよう、玄関の近くに水回りをまとめた住宅で、その名も「初めにシャワーと着替えを済ませる家」です。
早く着いた参加者と一緒に、家の周りを歩きながら外構や外観の説明から。南と西で接道する角地のため、日照・採光・通風とも申し分ありません。道路との段差がある敷地で、一般的には高低差の分だけ擁壁を造って、その上にフェンス等をぐるっと回すところですが、それだと圧迫感を感じるため、擁壁のブロックを積み過ぎず、フェンスも立てず、植栽や芝で柔らかい印象を与えるようにしています。初夏ということで、庭木や芝生も青々としていて、とても良い感じでした。

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「お住まい拝見」というのは、住まい手が実際に暮らしている住宅を訪ねて、住まい手の感想だったり、家づくりの先輩からアドバイスが聞ける見学会です。
参加者から「神奈川エコハウスを選んだ理由は何ですか?」という質問が出ることも多いのですが、今回の建て主であるTさんは私のサッカー仲間で、東京都社会人リーグで12年も一緒だった戦友です。したがって「神奈川エコハウスを選んだ理由」も、「人柄もよく知っている岸さんがいた」ということになってしまい、あまり参考になりません(笑)
ただ、Tさんが初めて来社されたのは2015年8月。家が完成する約4年半前のことでした。Tさんは勉強熱心なので、当時行われていた「住まいの教室」というセミナーの全授業に参加して知見を深め、私の設計ノウハウや神奈川エコハウスの家づくりについて、十分に納得してから土地を探し始めました。土地選びに際してもアドバイスをしたので、安心してこの地に建築することができたと思います。

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リビングに小さいながらも吹抜けがあり、小上がりの和室があり、書斎コーナーがあり、キッチン横にパントリーがあり、参加者各自が「ここ、いいなぁ」という感じで見て回っていました。1年余り暮らしているので生活のリアリティがあり、より一層身近に感じられたと思います。
Tさんご夫婦にも参加者からの質問が投げ掛けられ、生活者目線、家を新築した先輩として丁寧に答えてくれましたし、小学生のお嬢さんは参加者の中にいた女の子の遊び相手になってくれて、ご両親も見学する時間が取れたようでした。

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今回は参加者が多くなったので、2組に分けて各1時間ずつ見てもらいました。Tさんには2時間も協力していただき大感謝です。そして翌日、参加者の中の1組から「神奈川エコハウスで家を建てます」と申込みの連絡をいただきました。やはり「お住まい拝見」の力は大きいです(笑)
今後もオーナー様の協力を仰ぎながら、「お住まい拝見」を企画したいと思います。

岸 未希亜

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