今年から弊社で推奨する性能基準を分かりやすいスローガンとしてまとめています。
C1.G2.T3とは、「C1」は気密性能としてc値:1.0以下、「G2」は断熱性能としてHEAT20のG2基準(=UA値:0.46以下)をクリア、「T3」は耐震性能として、耐震等級3を表しています。
住宅の性能を確保することは、住む人に健康、快適、省エネなど個人ベースで多くのメリットをもたらすだけでなく、自然環境や社会環境などにも貢献し、SDGsで掲げられる17のテーマの多くに関わってきます。私たちも住まい造りを通して、施主さんと共に、積極的に関わっていきたいと考えています。
SDGsについては、以下のリンクページなど参考にご覧ください。
https://sdgs.city.sagamihara.kanagawa.jp/about-sdgs/
これまでも弊社の住宅は長期優良住宅の認定を取得しており、断熱性能を示すUA値は1棟ごとに計算、耐震性能も1棟ごとに許容応力度計算による構造計算を行い、耐震等級3を確保してきました。
気密性能に関しては、1~2年に1棟程度のサンプリング測定を行ってきましたが、今年からは全棟において現場測定を行っております。
いままでの実績値としては、建物の仕様や窓の数など、多少の誤差が出ていますが、C値は0.6~1.0になっており、掲げた性能値をクリアしています。
今後、測定を重ねることで、数値のバラつきと仕様の関係などが解析できると考えています。
いい家とは様々な観点から考えることができますが、心地よい暮らしを支え、住まいが住み継がれていくためにも、改めて基本性能の大切さを分かりやすくアピールし、その基準をクリアした住まいを増やしていくことも、私たち造り手の役割だと考えています。
高橋