この度、数年前から夢見ていたサッカーチームを作り、藤沢市サッカーリーグに加盟することになりました。チーム名は、【Revoltijo湘南】(スペイン語で「寄せ集め集団」という意味) です。
発端は、私が中学時代のチームメイトに「サッカーチーム作らない？」と誘ったことがきっかけだったのですが、思った以上に事が順調に進んだこともあり、気がつけば23名もの選手が所属するチームになっていました。
選手のほとんどは湘南出身で、そのうち半数が私と同じ中学校とはいえ、初対面同士の選手も多かったので、お互いが打ち解けられるか不安もありましたが、そこは地元が同じということで、共通の話題も多く、心配は杞憂に終わりました。
選手を集める際に意識したことは、人間性とサッカーの実力。中にはJリーグの下部組織でプレーした経験があったり、特待生扱いで学校に入学した選手もいます。結果的に誰が出ても良いサッカーができるほど、実力の高い選手が集まりました。
私達のチームは加入初年度ということもあり、藤沢市３部リーグからのスタート。
開幕戦でたこ谷FCを６－０で破ったのを皮切りに、昇格を争うライバルである藤沢西高校OBチームに３－１と勝ったので、こちらのリーグでは優勝し、来年度２部昇格は間違いなさそうです。
また、藤沢市民総体という１部～３部リーグの計２４チームが参加したトーナメントがつい先日行われたのですが、２回戦で昨年度の藤沢１部リーグ王者プライアFCに２－１で競り勝った後、３回戦では全国大会出場経験のある日大藤沢高校OBチームに激闘の末、PK戦で勝利。
チーム発足して１か月余りで２試合連続で優勝候補を破ったのですから、優勝を確信していましたが、準決勝ではPK戦の末敗れ、ベスト４という結果で私たちの短い挑戦は終わりました。
結果だけ見ると非常に悔しい想いをしましたが、まさか自分がこの年齢になってサッカーにこんなにも真剣に打ち込んでいるとは思いませんでした。
それはチームメイトも同じ気持ちで、試合後は「自分は高校生活の終わりと同時にサッカーと離れるつもりでした。こういった素晴らしい機会を再び貰えて感謝してます」「この年になってまた新たにサッカー上手になりたいという欲が出てきてびっくりしている」といった声が聞こえてきます。
それぞれ想うことや感じたことは違うとは思いますが、そういう言葉を耳にするのは、チーム創設者としては非常に嬉しいですし、もしかしたら試合に勝つことと同等以上に嬉しいことかもしれません。
ここまで読んで頂いて鋭い方はお気づきになられたと思いますが、ユニフォームのデザインは全て私が担当しましたので、ここぞと言わんばかりにユニフォームに当社のロゴを入れました(笑)。
神奈川エコハウスを背負ったチームに恥じぬよう、Revoltijo湘南の旋風を巻き起こせられるように努めてまいります。
神奈川エコハウス 下平雄介
