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2020.09.20 / よもやま話

今週のお花〜花のある暮らし〜

気が付くとすっかり季節は秋へと変わってしまいました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものですね。
夜はエアコン無しでも眠れるようになりました。

涼しくなってくると私の嗅覚は冴えて、色々な香りを感じやすくなります。皆さんはいかがでしょうか。今回は少し『香り』について、ふれてみたいと思います。
コンセプトハウスに入ると木のいい香りがします。その香りは10年たっても健在で、玄関に入られたお客様は「木のいい香りですね。」と喜んでくださいます。そんな風に、香りには人の気持ちを穏やかにする効果があるといわれています。
そのメカニズムは、嗅覚は人の五感の中でなかで唯一、脳の『大脳辺縁系』にはたらきかけるものだからです。この『大脳辺縁系』は人の本能や感情を支配している部分で、香りはそこにダイレクトに届くために、香りで人は気分がよくなったり、またその逆になる事もあります。昔は臭いを嗅いで腐ってないか、環境が安全か危険か、などを嗅覚を頼りに判断していましたが、今は賞味期限が判断基準だったりで、子供の中には人参のにおいを知らない。といった冗談のような話もあります。高齢者の中には臭いが判らない。といったことが認知症を発症するリスクがあるといわれてもいます。化学物質を使った住宅でシックハウス症候群を発症した例もあります。嗅覚はとても大切なのです。そして、身体にとても影響を及ぼす『香り』の世界は奥が深いです。
忙しくてイライラした時や、気持ちが沈んでしまうような時も香りの効果でリラックス、リフレッシュすることができるので、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。次回以降のブログで簡単にできる"アロマテラピー"の方法をお知らせできる機会があればと思っています。
これからですと金木犀の香りの季節です。昨年は台風の影響で雨が多く花がすぐに散ってしまったので、今年はたくさんその香りが楽しめることを願います。


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写真は我が家のベランダの【野ブドウ】です。実が色づき始め、ブドウらしくなりました。
実は、夏の初めにはアゲハ蝶の幼虫に葉をすべて食べられて、なんとも淋しい感じになってしまいましたが、新しい葉も生え無事に実をつけてくれて安心しました。(茎と枝だけになった姿を見たときはショックが大きかったです。)
【野ブドウ】は観賞用の植物で食用ではありません。調べてみると色づいた果実には「ブドウタマバエ」の幼虫が寄生するそうなので、私の心中は「また、虫が、、」とざわついています。(苦笑)


9月最後のイベントは27日日曜日に横浜市にてアースハウスの完成見学会が開催されます。
詳細、参加申し込みはこちらをご覧ください。

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