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2020.08.28 / よもやま話

大自然を感じる夏休み

今年は新型コロナウイルスの影響で、春休みもGWも旅行には行けない状況でしたね。昨年末以来、家族旅行に行けていない娘たちも「夏休みはどかに連れて行って」と訴えていたので、北海道に里帰りする予定を立て、航空券なども手配しました。しかし、お盆の帰省を制限する風潮と、妻の実家からも今年は止めた方が良いとの忠告があり、航空券はキャンセル。その代わりに、群馬県の水上高原に行って来ました。

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圏央道が藤沢まで開通してから軽井沢に行ったことがありますが、この時はGWで圏央道の渋滞が酷かったため、途中で一般道に下りて渋滞を避けるなど、かなり骨が折れました。今回は藤沢から圏央道を経由して関越道に入り、水上ICまで行くのに2時間半(上里SAでの休憩含む)と、極めて順調でした。

群馬県は5つの地域に分けられ、南北の気候差が大きいのが特徴です。南部の中毛地域(前橋、伊勢崎など)や東毛地域(桐生、館林など)は、フェーン現象とヒートアイランド現象によって、隣接する埼玉県の熊谷と並んで日本でも有数の酷暑地帯です。
一方、みなかみ町のある北部は気温が低く、標高の高い所では夏日(気温30℃超え)が観測されることも少ない涼しさです。逆に北部の冬は日本海からの雪雲の影響で雪が多く、周囲にはスキー場も数多くあります。宿泊先の水上高原ホテル200もスキー場が隣接し、気温も30℃を下回っていて快適でした。

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早い時間にホテルに到着したので、予約していたテニスコートの時間を早めて、最初にテニスをしました。長女は高校の硬式テニス部に入り、夏休みも熱心に活動。次女は週に一度テニススクールに通っていて、随分と上達。私は長女が生まれる前に5年ぐらいテニスをやっていたので、中級レベルではありますが、15年以上のブランク。
一方、妻は週の半分が仕事、残りの半分はテニスをしているママさんテニスプレーヤーです。今夏も、酷暑の中でテニス漬けの毎日を送っているほどです(笑)
妻のリードで初めに練習を行い、後半は家族でダブルスの試合をしました。レベルの差はありますが、家族でテニスの試合が成り立つのは楽しいものです。娘がもっと上達したら、さらに面白くなるでしょうね。

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ホテルはゴルフ場に隣接しているため、お遊び用のゴルフコース(グラウンドゴルフ、スナックゴルフ等)もあります。わが家は全員ゴルフ未経験ですが、青空の下で和気あいあいとプレーしました。

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他にも、地上5~6mの高さに設けられたアスレチックコースを、命綱を付けて木から木へ渡っていくツリートレッキング。これは他の場所で過去に4~5回経験があるので、全員が難なくできました。

そして、今回のアウトドアツアーのハイライトは、利根川でのラフティングです。
ご存知のように利根川は、群馬県と埼玉県の県境に沿って東へ、さらに茨城県と千葉県の県境に沿って太平洋(鹿島灘)に注ぐ、流域面積が日本一の一級河川です。その源流は群馬県みなかみ町にある大水上山で、上流のこの辺りは川幅が狭く、流れも変化に富んでいて、ラフティングには絶好の場所のようです。

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ウェットスーツにライフジャケットを着込み、ヘルメットを装着。パドルの使い方や、川に落ちた場合の対処法などを聞いてから、河原に陸揚げしてある大型のゴムボートに乗り込みました。スタート地点からしばらくは穏やかな流れで、パドルを使った漕ぐ練習、流れの急な所でのポジション練習をしました。

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そしていよいよ流れの速い地点に差し掛かり、絶叫しながら川面を滑って行きます。ボートから落ちるほどの危険性はありませんでしたが、スリル満点で面白かったです。同乗していた小学生の女の子は驚いて泣いていましたが、私もまあまあ必死な顔をしていたと思います(笑)
途中、ボートを岸に寄せて岩場に上がり、川に飛び込むというアトラクション?を2回も行うなど、時間をかけて3kmぐらいのコースを楽しみました。春は雪どけで水かさが増し、流れも速くなるのでもっとスリルを味わえるそうです。

そしてもう一つ。写真でお見せできないのが残念ですが、夜は満点の星空を見ることができました。都会と違って街灯や建物の灯りが無いため、4,000以上の星が見えるそうです。天の川もとっても綺麗でした。

岸 未希亜

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