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2020.07.11 / よもやま話

今週のお花〜花のある暮らし〜

梅雨空が続いていて、今年は昨年より雨の日が多いような気がします。
植物にとっては『恵みの雨』ですが、九州や東海地方にもたらす豪雨はそれどころではなく、連日報道されるニュースの映像は自然の怖さを物語っています。被災された方々のことを思うと心が痛くなり、一日も早く日常を取り戻すことができますようにと願うばかりです。


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ご近所に咲くクチナシの花がとてもいい香りです。
雨が上がり、少し気温が上がってくるとその香りは強く感じられます。実(じつ)は香りは湿度によって感じ方が変わります。湿度が高いと芳香分子(香りも様々な原子の集まったものなので)は空間にとどまりやすく、長時間にわたり感じられるからなんです。
また、気温が上がると身体機能も活性化するので、嗅覚も敏感になり、香りを感じやすくなります。
子供の頃に初めて花の香りというものを感じたのは"クチナシの花"でした。花っていい匂いがするんだな~と感動したのを覚えています。その甘い香りは気持ちを明るく、前向きにしてくれる"幸せの香り"ですね。花言葉は『喜びを運ぶ』で香りとともに幸せを運ぶなんて、素敵だと思いませんか。

【クチナシ】
春のジンチョウゲ、秋のキンモクセイ、そして夏のクチナシは『三大香木(さんだいこうぼく)』で、香りの強い花をつけるこの三つの樹木のことを言います。
クチナシの白い花びらは陶器のようで、ツイスト状の蕾から花が咲く姿はとても美しいです。
調べたところ、クチナシは秋になってオレンジ色の実がなりますがその実は熟しても口が開かないためにクチナシと呼ばれているそうです。実(み)はおせち料理の栗きんとんや草木染に使われています。とても鮮やかな橙色なんですよ!
花はすぐ茶色く変色してしまうので切り花としては店頭に並ぶことは少ないみたいです。

先日、夏に向けて網戸の張り替えを頼んだのですが、最近では網戸の色は黒が主流になっているそうです。
好みにもよりますが、網戸だけにした時に黒の方が外が良く見えますし、汚れが目立たないです。(ズボラな私にピッタリ!)
とはいっても、新しくて嬉しいので毎日拭き掃除してます。(笑)
これからは蚊も出てくるので、忌避効果のあるレモングラスやシトロネア、ユーカリレモン、ローズゼラニウムのエッセンシャルオイルを使ったスプレーをお掃除の仕上げに使うと網戸に蚊がよってこないので、おすすめです!


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コンセプトハウスの網戸も黒です。お庭のグリーンがすっきりと見えます。
網戸張り替え予定の方は黒をチョイスしてみてはいかがでしょうか。

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