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2020.06.20 / よもやま話

今週のお花〜花のある暮らし〜

梅雨の晴れ間!
朝から事務所前の道路は、県をまたいでの外出も大丈夫と言うこともあり、大渋滞です。
こんなにいいお天気ですから当然ですね。仕事をしながら窓から行きかう車や人々を見ていると、少しずつですが日常が戻ってきているようで嬉しくなりますね。

~コンセプトハウスのお花たち~

玄関に
芍薬(薄ピンク)エリンジュウム(紫)丹頂アリアム(紫・丸い花)キキョウラン(葉)
アレンジの雰囲気が和室にピッタリな気がして和室に移動させて写真を撮りました。花瓶が焼き物で大きいので、運ぶのに一苦労でした。

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【芍薬】
名の通り中国では古くから薬草とされ、その根っこを乾燥させて漢方薬として現在でも使われています。日本では江戸時代から「茶花」として観賞用で親しまれています。
すらりとした茎の先に花が咲く姿はまさに美しい女性の立ち姿を表しています。牡丹の花とよく似ているのですが牡丹は茎がまっすぐではないので、『立てば芍薬、座れば牡丹、、、』なのでしょうか。芍薬はバラの様な甘い香りがするのも違いの一つです。

リビングには
カラー(ピンク)アスター(濃ピンク)宿根スターチス(黄)シルバーキャット(白)


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【シルバーキャット】
銀色がかった葉・枝に小さな白い猫のしっぽのような穂が可愛らしいお花です。アレンジのアクセントになり、ドライフラワーにもなるので、長く楽しめます。


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お花を和室に置いて写真を撮っていたら、ふとある映画を思い出しました。
故・樹々希林さんの『日日是好日』。観た方もいらっしゃると思います。ストーリーは、やりたいことを見つけられない女子大生が母の勧めで茶道教室に通い、初めて知る「お茶の世界」に次第に興味を持ち20数年にわたり通い続け、その中で就職、失恋、大切な人の死を経験し、お茶や人生における大切なものに気が付いていく。というもので、派手な内容ではないのですが、映像の美しさと静かさにとても感動した映画です。四季のある日本の日常の良さを感じられました。
お時間のあるかたは是非観ていただきたいです。

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コンセプトハウスの和室は、躙り口や炉といった茶室のしつらいを備えてあり、茶事に不可欠な水屋も廊下の一部に設けてあります。私自身は茶道の経験がないのですが、茶碗と茶筅は持っています。(宝の持ち腐れと家族に言われてます。汗。)
いつか映画のように茶道教室に通い、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」のような女性になりたいものです。(そんな大それたこと公言しても良いのでしょうか?笑。)


神奈川エコハウスの新しい注文住宅『nichi-nichi-ka』は自分や家族のために日常を大切にする暮らしをサポートする住まいです。コロナウィルスの影響でステイホームを経験する中で我が家をいかに居心地のいい場所にするか。そんな事を考える人も多くなったことでしょう。
nichi-nichi-kaの詳細はこちらをご覧ください。


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