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2019.05.09 / 建築と住まいの話

藤沢T邸 完成見学会の見どころ

今週末に見学会を開催する「藤沢市T邸」の見どころを紹介します。

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敷地周辺の道路は、都市計画で車が通り抜けられないように造られています。通過交通がないため、子供が道路で遊ぶにも安心ですし、良好な住環境を保っています。そんな住宅地の一画に、分譲当時に建築された建て主のご実家があります。南側道路で間口も広く、日当りの面でも理想的な条件の下、子育て家族が暮らす住宅へ建て替えることになりました。

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建て主は、まだ小さい2人のお子様を抱えるご夫婦です。共働きのため、朝夕の奥様の忙しさが「半端ない」ことは言うまでもありません。要望はずばり「家事のしやすい家」でした。
最大の特徴は、ダイニングテーブルとキッチンを横並びの関係にしたことです。対面キッチンは回り込む動線になりますが、直列型の場合は横に動くだけで済むので、配膳動線は最短になります。

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キッチンはmiele(ミーレ)の食洗機がセットできるメーカーを探して、ナスラックのキッチンを採用しました。同社はステンレスキッチンのメーカーとして知られていますが、これまで当社との縁が薄く、採用実績がありませんでした。miele(ミーレ)の食洗機を使いたい方は、ぜひ一度ご覧ください。
背面は造り付けの食器棚です。無垢の扉や抽斗(引出し)は家具造りで、家の雰囲気に調和しています。また造り付けのテレビ台は、宙に浮かせて足元をすっきり見せ、間接照明で背面を明るくしました。

お子様が小さい「子育て家族の家」でもあるため、キッチンから子供の様子がよく分かる間取りになっています。リビングはもちろん、襖を引き込めば和室もLDKと一体の空間になりますし、スタディコーナーはキッチンに対面していて、親に見守られながら遊びや勉強のできる環境です。

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延床面積は34.7坪と余裕があるので、子供部屋は5帖×2室のスペースを取りました。6帖よりもスリムな5帖の空間は、ベッド・机・洋服掛けが無駄なく収まる広さです。この家では各々に扉の無いクローゼットを造り付けているので、床面積は4.2帖になりますが、十分過ぎるスペースです。

1階が20.7坪、2階が14坪という面積配分になっているのは、やはりリビングの広さや家事のしやすさを考えれば自然なことです。敷地が狭ければ「総2階の家」になるのも止むを得ませんが、敷地に多少の余裕がある方は、ぜひ「2階の小さな家」をご覧になってください。

岸 未希亜

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