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2019.05.28 / お知らせ

6月1日(土)製材所見学会 開催迫る!!

今週末 6月1日(土) 県内2つの製材所の見学会を開催いたします。
県産材で家が造れるの?どういう所で製材されているの?品質はどうなの?どんなメリットがあるの?環境にいいの?
さまざまな疑問について、自分の目で見てよくわかると思います。大人だけでなく、お子さんにとっても、楽しく勉強になる見学会です。
1軒目は、自然乾燥により昔ながらの乾燥方法にこだわる吉岡木材さん。乾燥だけでなく、製材の方法も従来の方法で、人の経験による部分が大きく製材の品質に関わります。
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こちらには、弊社専用の自然乾燥用の小屋と、手刻みで使用したり、材料をストックするためのスペースがあります。
また窓枠や造作の家具を作ための材料も、こちらでヒノキ・スギの無垢材を加工し、現場に納品してもらっています。
いろいろな面で、弊社を支える大きな役割を果たしてくれています。
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当日は、丸太のストックヤード見学、実際に丸太から製材する作業、さらに、今回は弊社の専属大工が7月の上棟に向けて、構造材の加工(手刻み)を行っていますので、その刻みの作業もご見学いただける予定です。
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迎えてくれるのは、吉岡木材を支える吉岡兄弟、大きな製材を担当する社長のお兄さんと、細かな造作材などを加工してくれる弟さん、いろいろと現場のことまで考えて対応してくれるので、大工と共に弊社の「無垢の木の家造り」に欠かせない大切なメンバーです。
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2軒目は、最新の設備を整えた市川屋さんの製材工場、製材機だけでなく、人工乾燥機や強度や含水率を計るグレーディングマシンなど、他県に引けを取らない最新の設備ばかりです。
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FSCやSGECという認証を受けていて、適正に管理された森の木を、適正に製材を行い、循環型の森林を維持する工場であるという認定も受けています。
乾燥方法は、人工乾燥が中心になりますが、木の本来の良さを極力失わないように、経験を重ねながら温度管理等を工夫されています。
製材は、機械が丸太の形状を読み取り、ベストな木取りを判断し、機械が2枚の刃をコントロールして製材するので、スピードも圧倒的です。とにかく、そのすごさに、びっくりします。
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この市川屋さんの設備により、県産材の供給量と品質がかなりアップし、弊社だけでなく他の工務店さんも県産材の使用が増えてきたと言えます。
ただし、2000年から「神奈川の木で家をつくる会」を主宰し、県産材の使用を推進してきた弊社は、一棟における県産材の使用割合も高く、県内の工務店では確実にトップの使用量を維持しています。神奈川の木と言えば、やはり「神奈川エコハウス」です。
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毎年ご好評をいただいております製材所見学ですが、今年は少しご案内方法を変更しています。基本的には、自家用車でご参加いただき、移動も各自のお車でお願いしております。
尚、電車等お車以外でご参加希望の方は、お住まいの地域等を含めて検討しますので、ご相談ください。

見学後、12時30分くらいに現地解散の予定ですが、近くには、あいかわ公園、服部牧場、あんぱんで有名なオギノパンなど、楽しめる施設がすぐ近くにあります。
それぞれのご家族で、自由に午後の時間を楽しんでいただければと思います。
ぜひ、ご参加ください。
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イベントのお申し込みは、こちらからどうぞ、
https://www.k-ecohouse.co.jp/event/2019/post-252.html
締切は、5月31日(金)13時までです。

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