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2019.04.08 / 建築と住まいの話

鎌倉市K邸上棟

昨日、鎌倉市K邸の上棟が行われました。思えば私が初めて上棟に立ち会った日から、そろそろ1年が経とうとしています。今回のお客様は私の学生時代の友人ということもあり、より一層感慨深くみました。
IMG_0024.jpg普段の木工事は棟梁ひとりで行うことが多いですが、上棟の日は各現場から当社の大工が集まります。この日は合計で9名でした。チームワークが非常に良いので、傍から見ても「なんてスピード感のある動きなんだ」と感動する程です。そこには無駄な動きは一切ありません。長年、神奈川エコハウスの大工として働いているので、他の人にはわからない彼らだけの空気感というものがあるのでしょう。IMG_0013.jpg
IMG_0019.jpg斜めに交差している木材は仮筋交いといいます。仮筋交いは、上棟で建てられた建物の垂直が狂わないように補強する役割があります。上棟の後に金物で梁や柱を固定出来次第、この仮筋交いは外されます。
IMG_5871.jpg今回は登り梁を使用しています。登り梁の勾配天井にすることによって、本来は屋根裏となっているスペースを、部屋の空間として使えるので、その分天井が高くなり開放感がもたらされます。

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まずは登り梁の上に下地材となるスギムクパネル、その上に断熱材を敷きます。今回のお宅の断熱材はZEH基準をクリアするためにネオマゼウスを使っています。ネオマゼウスは、フェノール樹脂を発泡させた発泡プラスチック系のもので、高性能の断熱材となっています。そして断熱材と耐水合板の間に垂木を敷くことにより、そこに通気層をつくります。耐水合板の上にルーフィングを敷くのですが、この日の作業は以上となりました。

作業中は常に真剣な眼差しで手を動かしている大工さんも、終われば仲間同士で談笑しているところをみると、雰囲気がいいことを改めて実感します。この雰囲気の良さが神奈川エコハウスの強みでもあります。

今回のK邸は、4月28日(日)10:30~,13:00~鎌倉市津にて、構造見学会が行われます。神奈川エコハウスとしても平成最後のイベントとなっていますので、是非ご参加ください。

神奈川エコハウス 下平雄介


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