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2019.03.05 / 建築と住まいの話

お住まい拝見

今週末に開催される「住まいの教室 第6回」は、実際に生活している住まいを拝見する「オーナー住居訪問ツアー」です。完成見学会とは異なり、ご家族の生活を覗くことができるので、「暮らし」をイメージしやすい点が大きな魅力です。また、建て主の話を聞ける貴重な機会でもあるので、私たちには聞きにくいことも聞いてみてください(笑)

今回お伺いする家は、当社が展開している2つのシリーズ「アースハウス」と「湘南LO-CO」から1軒ずつを選びました。当社の家を初めて見学する方はもちろん、両者の違いを比較したい方にはもってこいの機会です。また、どちらも横浜市戸塚区にあるため、移動距離も短めになっています。

最初に見学するのは「アースハウス」です。建て主は知り合いの材木屋さんから、「神奈川エコハウスも見てみると良いよ」と教えられて、当社に来てくださいました。「良いものにはお金がかかる」と言ったか「安くて良いものは無い」と言ったかはうろ覚えですが(笑)、大工や職人が手をかけた家、木をふんだんに使った当社の家に共感されて、家づくりがスタートしました。

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現在は自宅と別の場所でお仕事をされている建て主ですが、お仕事柄、自宅でも仕事ができるようにと、1階の1室を多目的室として計画し、住宅とは別に玄関も設けています。店舗併用住宅というと大袈裟ですが、そうした家を考えている人には参考になるかもしれません。

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敷地は35坪と広くないのですが、1階にその多目的室を設け、車も2台あって庭がほとんど取れないため、2階にLDKを設けた逆転プランにしました。LDKを2階にするメリットは沢山ありますが、デメリットがあれば、それも聞けると思いますので、逆転プランを検討している方は必見です。

次に見学するのは「湘南LO-CO」です。湘南LO-COはこれまでに22棟(LO-CO HUT含む)建てられていますが、オーナー住居を見学する機会は滅多にありませんでした。そこで今回は、「湘南LO-COの住み心地を聞いてみよう」ということで、訪問ツアーに組み込みました。

建て主は、湘南LO-COの考え方、構造や実際の造り、完成見学会で体感した空間、そして金額面も含めて共感してくださり、実際に建築することになりました。フレームは3.5間×4間、各階14坪ずつの総2階で延べ床面積28坪タイプです。

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湘南LO-COの特徴の一つは、天井を張らないこと。つまり2階の床下地が1階天井になり、屋根下地が2階天井になります。そのため、全ての梁が丸見えになり、見上げれば「木・木・木」なのですが、これが逆に「木の家」らしくて気持ちが良いのです。
小屋組みを登り梁にしていること、構造優先で間取りを考えていること等、平面を単純な四角形にしていることがポイントで、単純な四角形と侮れない豊かさが詰まっています。

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湘南LO-CO 2階寝室イメージ

そんな訳で、アースハウスを検討している方、湘南LO-COを検討している方、どちらにするか迷っている方、誰もが参加できるツアーになりました。間取りや計画に関する質問、住み心地に関する質問、お施主様にしか聞けない質問など、どしどしぶつけてください。

岸 未希亜

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創業から46年の実績。自然素材を使った健康住宅で地域に根ざす工務店
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