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2018.11.09 / よもやま話

誕生日プレゼント

秋も深まり、日に日に肌寒くなってきました。秋と言えば「スポーツの秋」。プロ野球の日本シリーズは広島カープがソフトバンクホークスに完敗。広島ファンの私はガッカリです。秋と言えば「芸術の秋」。上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」が人気のようです。
さて、皆さんは「秋」と言えば何を思い浮かべますか?私にとって秋は「誕生日の秋」です。弟も自分も10月生まれなので、子供の頃から秋、特に10月は誕生日のイメージが強く、一つ歳を取る季節が秋でした。そして結婚した相手も10月生まれだったので、妻とのバースデーランチは10月の恒例行事になっています。そのイメージは確固たるものになりました(笑)

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クラリタ・ダ・マリッティマ:藤沢市片瀬海岸

今年は10月に入ったある日、小学4年生の次女から「誕生日に何がほしい?」と聞かれました。娘を持つ世のお父さん方には共感していただけると思いますが、自分の貯金を使って、親にプレゼントを買おうとする娘の優しい気持ちに心を打たれますね(笑)
特に欲しいものが無かったので答えに窮していましたが、何日か考えて、仕事で使うシャープペンシル(以下、シャーペン)を買ってもらうことにしました。これなら1000円以内で買うことができそうです。私が休みの日、子供が学校から帰って来ると、神奈川エコハウスにも近い文房具店「事務キチ」に行きました。

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まず目についたのは、図面や絵を描く人向けに作られたシャーペン。性能もデザインも、実に多種多様なものがありました。製図用ということならSTAEDTLERのシャーペンも有名です。他には、ウイスキー樽を再利用した木製のシャーペンも気になりました。とにかく、こんなにも数多くの種類があることを知りませんでした。
シャーペンや油性ボールペンは、会社のロゴ入りのものを景品でもらうことが多いので、恐らく20年以上は自ら買っていないと思います。当然ながら流行りのものにも疎く、店頭で書き味を試したこともありません。
一方、水性ボールペンは仕事でよく使うので、幾つか試した結果、自分の好きなペンが決まっています。お気に入りは「三菱uniball signo 極細0.38」。頷いている人、きっといますよね。

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買ってもらうペンを決めた後で、引き続き売り場を眺めていたら、一つのシャーペンの前で目が止まりました。パッケージに「変わらぬ品質、本物の書き心地」「Traditional KERRY」と書かれた黒いペン。その万年筆のようなフォルムは異彩を放っていますが、私にはビビビと電流が走りました。

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なぜなら、それは小学生時代に親からプレゼントされたシャーペンと同じものだったからです。実はここ最近、何かの拍子に出てきたそのシャーペンを使っていたのですが、どこかに紛失してしまい、ガッカリした気持ちでいました。それと同じペンがまた目の前にある奇跡に驚き、喜びがじわじわと沸いてきます。箱無しながら別色のペンが3色あり、オリーブグリーンを買うことにしました。

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メーカーはぺんてる、名前はKERRY(ケリー)。当時のペンにはKERRYやSINCE1971の文字はありませんでしたが、発売から実に47年も続くロングセラーなんて凄いですよね。大半のパーツが金属製なので、ほど良い重量感があって手に馴染みます。万年筆のようなキャップがあり、使わない時はペン先を守り、使う時は後軸にはめて持ちやすくなるのですが、キャップをはめる時のカチンッという音が小気味いい響きで、気分を盛り上げます(笑)

万年筆とシャープペンシルの中間的なペンということで、ケリーの別称は「万年CIL」だとか。約35年ぶりにもらった同じペンは、娘からの誕生日プレゼント。これはずっと大切に使って行きたいと思います。

岸 未希亜

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