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2018.02.25 / 建築と住まいの話

間取りの本を書きました

一部のお施主様には、お会いした時に本の話をしたこともありますが、基本的にこの件は伏せて来ました。なぜなら「本を書く」と言っておいて、もし本の出版に至らなかったら恥ずかしかったからです(笑)
その書籍が、約1年間の執筆期間を経て今月ようやく形になり、いよいよ出版されることになりました。本の名前は「最高に分かりやすい住宅の間取り教室」(エクスナレッジ)です。

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「最高に」というのは面映ゆいタイトルですが、同社の本には「最高の住宅をデザインする方法」とか「最高に心地のいい住宅を手に入れる方法」などの「最高」タイトルが数多くあり、私の本もその末席に加わることになります。
この本の主なターゲットは、住宅設計を始めたばかりの初心者や学生、あるいは、キャリアはあっても改めて住宅設計を学びたいという方々です。また神奈川エコハウスのお施主様のように、間取りや住宅設計に深い関心のある建て主の方にも、きっと参考になる、そして楽しめる内容だと思います。

本の構成は、第1章「間取りの前に準備すべきこと」、第2章「間取りの基本ルール」、第3章「間取りと一緒に考えること」、第4章「2階建てと平屋の間取り」、第5章「間取りを住みやすく整える」といった形になっていて、間取りをつくる段取りや流れが分かるようなイメージです。

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2016年の年末に企画書をいただき、2017年の1~3月で全体の構成や章立て等を考えました。この部分だけで3ヶ月はかけ過ぎでしたが、世に出すのに値するのか熟考したことに加え、通常業務もあって、なかなか時間が取れませんでした。
そして4月から毎月1章ペースで原稿を書き進め、秋になって使用する写真や図面をピックアップし、昨年末になってようやくラフレイアウトが上がりました。年明けのブログに「年末年始は休みがなく」と書きましたが、ラフレイアウトのチェックに始まり、不足している写真や図面集めに追われました。それからの1ヶ月は、本文原稿の見直し、写真や図面のキャプション(文字解説)、組み上がったレイアウトの再チェック等、校了日が決まっていたので目の回るような忙しさでしたが、睡眠時間を削るなどしてどうにか終わらせることができました。そんな慌ただしいチェック修正作業のため、早くも何ヶ所か誤植や間違いを見つけてしまいましたが・・・

「もっと余裕を持って始めれば」とは思うのですが、結局は「締め切り」によって作品が完成するのが現実ですね。今回はかなり無茶な生活を送りましたが、丈夫な身体に生んでくれた両親に感謝します。

本は建築の専門コーナーがあるような大きな書店で買うことができます。発売日は3月1日ですが、2月末には書店に並ぶそうなので、ぜひ手に取ってみてください。立ち読みしないで買っていただけると嬉しいです(笑)

岸 未希亜

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