今月発売の『チルチンびと神奈川』に、当社で建築した住宅が掲載されました。
『チルチンびと』には「地域主義工務店の会」という組織があります。これは『チルチンびと』が提唱する「地域に根ざす木の家づくり」を通して地域循環型社会に貢献する工務店の組織(『チルチンびと』より抜粋)のことです。当社はこの組織には加盟していませんが、彼らが目指す家づくりとの共通点は多々あります。
この雑誌「チルチンびと神奈川」は、その『チルチンびと「地域主義工務店」の会』の会員工務店のために発行された雑誌と言えますが、当社もそこに混じって1件の取材を受けました。
取材を受けたのは2011年に竣工したお住まいで、竣工後3年余りが経過しています。したがってイペ材のデッキは色が抜けてシルバーグレーになっていましたし、当初は白かった桧の床がアメ色に変わりつつあるなど、経年変化によって落ち着いた雰囲気を漂わせていました。
これまで何度か訪問してはいましたが、取材で改めてお話をお聞きしてみて、ご家族の生活の器としても馴染んできたことが伺えました。
特に外構・植栽は、年月が経てば経つほどいい雰囲気になっていきます。
中庭のシンボルツリーも、玄関までのアプローチに植えられた緑も、どちらも竣工時より大きく深くなっていて、暮らしに潤いを与えていました。
昨日、近くの書店を訪れたところ、この雑誌が「住まい」のコーナーに平積みされていました。また地元情報誌のコーナーにも『湘南スタイル』等と一緒に置いてありましたので、ぜひ皆様もご覧ください。
岸 未希亜