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2012.10.10 / 建築と住まいの話

本社打合せ室改装 家具編

スタッフのKです。
本社打合せ室を改装してから、もう半年が経ちました。
以前にクリエーションバウマン社のカーテンを紹介しましたが、今回は家具をご紹介します!

神奈川エコハウスでは、「無垢の会」の家具職人さんと提携し、様々な家具等をお客様にお引渡しさせて頂いています。
例えば、「置き家具」。ダイニングテーブル、椅子、ソファ。お引渡しプレゼントの「靴べら」や時計も造ってしまいます!
他には、「造り付け家具」。手摺、家電収納棚、洗面化粧台、下駄箱。壁に固定しますので、納まりも綺麗です。材種、寸法や形状をフルオーダーできます。お勧めですよ!
そして、「建具」。こちらは、より手軽にオーダーできます。下駄箱の「扉」を家具職人さんが造り、大工さんが枠を造って納める。という方法です。

家具職人さんの造りの良さは、「仕上げ」と「納まり」に有ると思います。
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「仕上げ」は、「オイル塗装仕上げ」となります。木肌にオイルを練り込むようにして染み込ませていきます。体力がいる、大変な仕事です。
家具職人さんにお願いしない場合は、「ウレタン塗装仕上げ」となります。大工さんが造ったカウンターに塗装屋さんがウレタンを塗装するという方法です。
木肌の馴染み方、触った感じが違いますので、私個人は「オイル塗装仕上げ」をお勧めしたいです。
家具職人さんにお願いする箇所数が増えると割安になる場合も多いので、是非一度見積を取ってご検討下さい。

では、今回の打合せ室改装工事で依頼した家具工事です。
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①:入口の「ルーバー」です。材は、「レッドオーク」のオイル塗装。この材は、リーズナブルです。(今後価格変動の可能性有)材料費、施工費合わせて約15万円でした。
②:出入口の「引戸」2枚。こちらは、「ウォールナット」の厚突板を使った、オイル塗装のフラッシュ戸です。材料費、施工費合わせて2枚で約18万円でした。「ウォールナット」は、高級材で値が張る為、無垢板ではなく表面のみ薄い材を突き付けています。その厚さが通常より厚い為、「厚突板」と呼んでいます。仕上がりが綺麗な為、まるで無垢板の様な出来栄えです。

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③:「ワゴンと開き戸」です。サンプル材が綺麗に収納できるよう寸法を指示して造ってもらいました。材は、これも「レッドオーク」のオイル塗装。見えない部分は、パイン集成材を使用し、価格を下げています。材料費、施工費合わせて約40万円です。

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④:間仕切りにもできる「グリッド収納」です。こちらも「レッドオーク」のオイル塗装。既成品の籠がぴったり合うように造れば、便利ですよね。置き家具として造れば、後日設置場所を移動させることも可能です。
簡単に造れそうに見えますが、枠のみを造る事は実は非常に難しいそうです。その為、材料費、施工費合わせて約47万円です。

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⑤:収納の「化粧パネル」です。材は、「ウォールナット」のオイル塗装。切り込み模様がありますので、材料費、施工費合わせて1枚約1万円です。

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⑥:「時計」です。家具職人さんの遊び心満載のデザインは様々で、価格は約1万3千円です。

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⑦:「手摺」です。材は、「ウォールナット」のオイル塗装。材料費、施工費合わせて約4万円。長さ3m、RC壁への取付を考えるとサービスして頂きました!確かに、もっと安い手摺も有りますが、造作にすると空間の雰囲気がとても良くなります。お勧めです!

 造作家具の数々、如何でしたでしょうか?ある程度の金額は掛かりますが、オーダーメイドの心地よさが手に入ります。複数個所の依頼でお安くなる事も有りますので、是非是非ご検討下さい!

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