ほしかったのは、「健康を守ってくれる木の家」。
耳をすませば、どこからともなく響いてくる鳥のさえずり。緑が豊かに残る大和市内の住宅地に居を構えるのがK様ご夫妻。今は元気な笑顔を見せてくださるおふたりですが、ご主人は元々、化学物質に敏感で「健康を守りたい」という課題を持って家造りに望まれたそうです。出会いから、お引き渡し、そして、現在に至るまで。K様ご夫妻の家造りと暮らしについてお話をうかがってみました。
「私が化学物質に反応しやすくて、" 新しい家を建てるなら木や漆喰などの自然素材を使った家にしたかった"という希望が出発点ですね。ちょうど近所に住宅展示場があって、一度は見学に行ってみたんですが、その後、何度も売り込みがあって、正直、辟易していたんです。そんなとき、神奈川エコハウスさんの新聞広告を目にして、声をかけさせていただきました。神奈川エコハウスさんは、他の住宅会社と違って、強引な売り込みもなくて安心感がありましたね」。
そんな出会いをきっかけに、K様は辻堂のコンセプトハウスを訪問することに。
「"これぞ木の家"という感じで、とても気に入りました。でも、あくまでもモデルハウスなので、実際の自分たちの生活にあてはめて考えると、"ちょっと現実的ではない" と感じるところもありました。そのため、計画をはじめてからは私たちの率直な希望もお伝えしましたが、設計担当の方が以前の住まいも参考にしながら、敷地や周辺環境も読み込んで、今のかたちを提案してくれました。